極薄な世界初・AIマッサージチェア『ショルダープロ』で利益増を説明

【ビジネス報道】 令和三年十二月十日にて東京・浜松町にてマッサージチェアのトップメーカーであるファミリーイナダ(代取:稲田二千武)は、オフィス向け専用AIマッサージチェア『ショルダープロ』のメディア向け説明会・体験会を実施した。世界初の本製品は、同社の「機構ソフト」と日本電産(6594.T1)が開発した「ブラシレス モーター」を搭載している。


奥行は座面収納時で約四十㌢、使用時で約六十七㌢。


新製品は“肩もみ機能”だけでなく、厚労省が定義する健康づくりの為の三大要素「運動・栄養・休養」に関する一分間の「健康講座(音声メッセージ、搭載予定)」等、これからの健康経営を目指す“健康積極企業”を支える製品・サービス。共同開発は三年間に及んだ。十二月末に提供開始。


AIマッサージチェアは既にB2C「愛の手」を発売しているが、新製品はマッサージ部品がまるで異なる事は画像を比べれば一目瞭然だ。B2Bの新製品は、肩を丸ごと覆う。同社の調べでは、僅か三分間で、マッサージ師を超える気持ち良さという。その効果は三分間の使用後、四時間から八時間持続する。


新製品は首の根元にある三つのツボ「肩井(ケンセイ)・肩中愈(ケンチュウユ)・肩外愈(ケンガイユ)」を狙い撃ちする。ストライクゾーンと言う。マッサージ監修は「関西医療大」松浦英世(壬辰)客員教授。元・サントリー男子バレーボールチームのトレーナ。





<健康を簿記で考える>

 創業者・稲田代取(庚辰、写真上)は健康を簿記で語った。「健康支出」と「健康利益™」という概念だ。社員の健康へ支出する事で生産性を上げ、企業利益を上げる。稲田代取は「社員の方々が健康になって頂かないと、企業そのものが健康になりません。先ず、社員の方々の心身の健康が大事だと思います。」と優しく諭す。“気持ちが良い”=免疫力の向上、血流の改善、東洋医学的な効果。


同社は新製品により、生産性が五㌫から十㌫も向上すると予測している。


新製品は三年間のリース契約。一台/月で七千八百円(税込み)。給与三十万円を例に、一㌫の生産性上昇で三千円/月となる。一台を十人で使用した場合は、二十七万円/年の増。百人なら二百七十万円/年の増と示した。百人が一日で使用すると、五時間の使用となる。メンテナンス無料。最初のリース契約が終わると、一年毎の更新。三千九百円/月に落ちる。


新製品の効果は「鳥取大」医学部・深田美香 教授が証明。とあるテストで計算速度が十五㌫上がり、正答数も上がった。併せて、肉体労働・デスクワーク・クリエイティブ等の職業に応じたマッサージも可能。一年毎に新製品からデータを収集し、更に無料で内臓されている「揉みソフト」をバージョンアップさせる。

各企業において治験する価値があるだろう。



また日本電産で創業者を支える小部博志(己丑、写真上)副会長は、「ブラシレス モーター」のレスを強調。ブラシがあると雑音を発する。同社は世界一のモーター会社。新製品の静けさもポイントだろう。


尚、イナダは銭湯へマッサージチェアを広めた企業。世界一を自負する。


記事:金剛正臣

画像:ファミリーイナダ㈱

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