TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVALで実力差、長蛇の列は|TIF2017

【芸能報道】 TIF二〇一七では旬なグラビアモデル・アイドルを集めた『TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL』が本年も開催された。アイドル達の大音量の楽曲を背景に三日間で七十八名のモデル達が参加した。「グラドル横丁」のTIF出張版だ。


アトラクションは三種類。「お台場 de 2shotチェキ撮影」「じゃんけんで衣装が変わるよ!2shotチェキ撮影」「ドキッ♡透けちゃう水鉄砲大会」。前二者はアイドルの握手会の様にレーンが設けられ、レーンの奥にモデル達が一人ひとり立っていた。レーン数は十八。このレーン数はTIF以外では見れず、十八人のモデル達が横一線に並んでいる姿はG界で最も圧巻であろう。世界クラスのTIFだからこそ、可能なイベントだ。



<G界モデルの実力差>

 反面、モデル達にとっては酷な現象も待ち構えていた。人気なモデルには炎天下の中、正に長蛇の列をなして隣のレーンにまで喰い込む。例えば、お嬢様の様な私服な柳瀬早紀(戊辰、写真上段)や中華テイストを盛り込んだ天木じゅん(乙亥、写真中段)、ベビードール風の羽織りをアレンジした璃乃(癸酉、写真下段)。何レーンにも亘り食み出していた。一方、誰も並ばない現実を目の当たりにするモデルもいた。G界における現実での人気の実力差を知る事は難しい。アイドルの様なブッキング ライヴが無い為、把握がし辛い。同イベント、「グラドル横丁」と「ビジュアルクイーン撮影会」は記者にとって、事実を知る大きな機会となる。


会場は柵で仕切られて、来場者達は柵の外から一緒に撮影したいモデルを選んでいた。熱烈なファンともなると幾度も並び、個性的な撮影ショットを考えてモデルにオーダする。自身は入らずにモデルだけにポージングを指定する独自コレクションを作っている者もいた。モデルの応対が良いと、急いで新たにチケットを買いに走る者も。例えば和地つかさ(癸酉、写真上段)。レーンに空きができた場合にはモデルが会場を仕切る柵まで行き、悩んでいる来場者達にプレゼンする。見事に成功したモデル達もいた。



モデル達と本気で遊べる唯一の機会

 当日の最後のアトラクションとなる後一者では、レーンが外されて中央に空気で膨らましたビニールのプールを設けられ、そのプールを境にモデル側と来場者側に分かれる。プールの中には水鉄砲があり、来場者は水鉄砲をもってTシャツを着たモデル達と撃ち合う。だがモデル達が持つ物は強力なウォーターガン。圧倒的な水力の差がある為、来場者側はズブ濡れだ。


本年からモデル達の行動制限が解除された。昨年まではプールを隔てて互いに境界線を割らない様に遊んでいたが、モデルは来場者側にも行って打てる様になった。ただ幾ら水力が圧倒的なウォーターガンでも多勢に無勢。来場者側に飛び込んだモデル達は、集中砲火を浴びてしまった。当然、Tシャツに乾いた部分は無い。その時の来場者達の顔はやや悪そうであった。


対象のモデルと笑いながら一緒に遊べる、という一つの夏の思い出づくりに貢献した同イベント。来年の開催も多くのファン達に期待されているだろう。尚、後一者のチケットはかなり早い段階で売切れとなる。


記事:荒田雅×撮影:岡本早百合、金剛正臣

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