内閣府が『地方創生☆政策アイデア コンテスト』を九月から募集

【社会報道】 内閣府(総理:安倍晋三)は、平成二十九年九月一日から十月二十五日まで『地方創生☆政策アイデア コンテスト二〇一七』の募集を行う。


同コンテストは、「地域経済分析システム(RESAS)」を活用し地域を元気にする政策アイデアを表彰するもので、中学生・高校生以下の部と大学生以上の一般の部の二部門で募集する。全国七地域で地方予選を実施し、一次審査とプレゼンを経て、地方創生大臣賞と優秀賞を選出する。プレゼンを行う最終審査会は十二月十六日に「東大」で行う予定。


募集内容は、応募者が居住ないし所縁のある地域の現状・課題につき、RESASで分析して解決策となる政策アイデア。RESASは、地域経済に関する様々な官民のビッグデータ(産業・人口・観光・農業等)を可視化し、地方自治体等による様々な取組みを情報面・データ面から支援する為に、二十七年から国が提供しているシステム。提出するアイデアには、RESASの分析(現状・課題認識)、RESASの分析に基づき考えられる政策アイデア(解決策の提示)を入れる必要がある。




審査基準は以下の六点。


  1. RESASを十分に活用しているか
  2. RESASに限らず、分析・提案に必要なデータや情報を利用しているか
  3. データに基づき、地域の現状や課題を十分に捉えているか
  4. 政策アイデア企画の際に、独自の考えを盛り込んでいるか
  5. 地域の将来の潜在的な可能性についての視点があるか
  6. 実現に向けた、現実的で前向きな提案となっているか 


応募アイデアはWord、Excel、PowerPointとPDFの何れか。最終審査会はPowerPointでのプレゼンとなる。電子データで二十頁以内(九MB以下)にまとめ、公式HP内の応募フォーム(九月一日に設置予定)より応募する。昨年度は福岡・糸島の市職員が提案した「糸島版マーケティングモデルで地域産業のやる気も出る~福岡県糸島市に新ブランドを創出し、地域経済を豊かにする~」が地方創生大臣賞(一般の部)を受賞した。


0コメント

  • 1000 / 1000