美容も二極化の時代に、醜き者にならないためには

【美容コラム】 社会が二極化している。それは所得や資産などの経済である点は理解できるだろう。だが美容も二極化し始めている。いや、既に二極化しているのかもしれない。これが資産の話しであれば、二千年前の言葉「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる/マタイの法則」のように「美しくなる者はますます美しく、醜き者はますます醜くなる」となるのだろう。


経済の二極化の根本、分岐点は簡単である。それは所得や資産の多い少ないではなく、意志の問題なのだ。いくら所得が高くとも陰気で暗い性格を選べば、未来の所得は減っていくであろう。これと同じように美醜も生まれもった容姿ではない。意志の問題なのだ。思い出して欲しい。小学校や中学校で可愛かった人が成人しても必ず綺麗に、美しくなっているとは限らない。逆に醜くなっていることもある。


現代は未来を見通せない時代だ。普通に考えたら気力がなくなり、無難に生きていこうとするだろう。下手すれば後ろ向きの性格に落ち着く。これは美人だろうか。



<心が醜いと顔と身体が不細工へ>

 醜い人は造形が醜いのではなく、心が醜いのではないだろうか。普通に生きて、美人になることは絶対にない。ここ最近の芸能界でも女優やモデルたちは筋トレでプロポーションの向上に励んでいる。決して楽なぞしていない。逆に苦しいことをしている。その結果、美しいプロポーションとおまけの顔のシャープさを手に入れることができる。


ポイントは彼女たちは自己満足でなく、飽くなき追求をしている点だ。例えばシェイプアップに失敗する人は、自己肯定が強く鏡を見てない。採寸もしていないのではないだろうか。成功する人は、見た目や寸法(サイズ)に向き合う。結果が出てなければ、努力をしたとは思わない。現代の美人になるための要素はストイック性だ。彼女たちに面倒臭いや簡単に、という言葉は存在しない。結果が出るまで努力を重ねる。



打開策は

 醜い人は、色んなものに理由をつけてやらない。やっても結果が出ない程度。単に横着である。顔も人は変わる。月単位では変わらないが、年単位では変わる。十年もすれば全くの別人になることもある。理由は日々の生活の送り方。心持ちのことだ。後ろ向きな人は、後ろ向きな顔になっていく。姿勢が悪ければ、顔の筋肉は衰えて頬が垂れやすく二重あごになっていく。


醜い人は、その時の楽を選ぶので未来は老け込み、顔が悪い方に変わる。そして戻れない。電車で若い男女を見てみよう。チャンスであることに気がつくはずだ。ちゃんと座ることもできず、ちゃんと立つこともできない。スマホばかりを見て、姿勢は曲がり、顔の筋肉は下に落ちている。表情は無表情気味で張りのある顔を未来に保つことが、不可能だ。


そんな彼女たちがたくさん、いてくれれば、美人になった人はとても光り輝く。周りに美人が少ないため、その分のメリットをもらえる。明るく前向きに、素直に優しく、品良く頬笑みを。そして、きちんと感謝を伝え、ちゃんと謝れるように。これは美人の最低条件だろう。決して、嫌味や不平不満を口に出すべきではない。顔と身体が不細工へと向う。また、そのような人達と一緒にいてはいけない。ブスとデブ、頭の悪さは移るという。

悲観は美容の大敵である。美人である人生か否かは、自身で選ぶ。


記事:金剛正臣

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