浅川梨奈の演技の強さは眼の表現力

【芸能報道】 平成二十九年九月三十日に東京・渋谷にて、AMGエンタテインメント(代取:吉田尚剛)は映画『人狼ゲーム マッドランド(二〇一七)』のDVD発売記念イベントを行った。イベントには本作で主演を務めたSUPER☆GiRLSの浅川梨奈(己卯)がトークショーとサイン会を行った。


本作は『人狼ゲーム』シリーズの第六弾。梨奈にとっては初の長編映画への挑戦となった。土屋太鳳(乙亥)が主演した第二弾「人狼ゲーム BEAST SIDE(二〇一四)」を念頭に「好きだったシリーズ。(DVDの)ジャケットを見て嬉しく、光栄です。」と謙遜した。トークショーでは、自身が演じた“小池萌”について語った。「萌ちゃんは、今までの人狼シリーズにいなかったタイプ。」と独特のキャラに着目し、「自分とは大分違う。」と述べた。萌のポイントは最期の夜での本心とした。




<未来を見据えて今、培うもの>

 演技に関しては「難しかった。」としつつも、「今後の糧になる経験。」と十代らしからぬ精神性高い発言。本作の綾部真弥(庚申)監督からは眼の表現を褒められた。梨奈は戸田恵梨香(戊辰)の眼の演技力を挙げ、「眼の演技力、眼で伝える力が凄い。」と話し、梨奈自身も本作で眼力を意識した模様。特に冷たい眼差しで才能の芽を発揮した。またロケは初日から女優陣が裸の付き合いをした。驚く事にロケ場所と宿泊場所が同じであった為、色々と怖い想いをした。


日に日に成人に近づいている梨奈は未来の芸能活動を意識する。「今、凄く演技をする事が楽しくて、自分の感情の勉強になる。」と女優業へ心が傾く。自身が現実社会で経験できない感情を学べる点に魅力を感じている様だ。台本を読んでいる時が一番好きとの事。前述の眼の演技に関し、アイドルとして楽曲毎に眼を変えていたという。そして成人の女性に向けて、「やりたい事を一生懸命にやっていきたい。自分が辛いって思っているから辛いと思う。周りの方と笑っていられる様になりたい。」と、いつかは卒業する事実を胸に未来を見た。


記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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