ナーブがVR企業として国内最大の七億円を調達

【ビジネス報道】 平成二十九年十月十三日にVRコンテンツのプラットフォーム「ナーブ・クラウド」を提供するナーブ(代取:多田英起)は、九月をもってシリーズBで総額四.六億円の第三者割当増資が完了した事を発表した。「ナーブ・クラウド」は企業向け。不動産・観光・ブライダル事業等の分野で利用が可能。


今回の第三者割当増資により、二十七年の創業以来、資金調達金額の総額は七億円を超えた。これにより累計での資金調達額はVR企業として国内最大規模の調達となった点を伝えた。今回の引受先はニッセイ・キャピタル(代取:有馬英二)のファンド、「Spiral Ventures Japan(代表パートナ:奥野友和)」のファンド、三菱地所(8802.T1)とギカプライズ(代取:梁瀬秦孝)の四社。


調達資金はVR領域における技術力追及の為の人材確保と営業・マーケティング体制の強化に充当する。


 同社の主力事業は「VR内見™」。昨年のサービス提供開始以来、大手の不動産事業者を中心に導入シェアを拡大し続けている。昨年度の不動産売買仲介実績の上位十社(「住宅新報/住宅新報社」平成二十九年五月三十日号が基)の内、六社が「VR内見™」を報道現在で導入。中小不動産企業からの問合せも増えているという。本事業では、顧客が専用のVRゴーグルで物件を現地訪問と同様に閲覧できる。また顧客が閲覧している映像をPCで共有し、きめ細やかな接客が可能だ。


更に全日本空輸へ技術提供した新しい形のバーチャル旅行「ANA VIRTUAL TRIP」や無人の遠隔接客ブース「どこでもストア™」を開発している。後者では、タブレット端末を通して営業担当者から不動産物件紹介や旅行ツアー説明の接客が受けられる。


画像引用:ナーブ㈱

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