【芸能報道】 平成二十九年五月に開催された仏「第七十回カンヌ国際映画祭」で上映された過激スタイリッシュ・ヒロイン アクション映画『ＴＨＥ ＶＩＬＬＡＩＮＥＳＳ／悪女（原題）』が三十年二月にカルチュア・パブリッシャーズ／カルチュア・エンタテインメント提供、ＫＡＤＯＫＡＷＡ（代取：松原眞樹、井上伸一郎）配給で邦題『悪女／ＡＫＵＪＯ』として日本公開する。
原題は女性の悪党の意。愛する人を殺され運命に翻弄される最強無敵の女殺し屋を、韓国映画「渇き（二〇一〇）／ファントム・フィルム」に出演したキム・オクビン（丁卯）がスタント無しで熱演する。狂気全開の最先端アクションとして日本に上陸する。
アクション映画の限界値を猛烈な勢いで更新し続ける韓国映画界。本作は犯罪組織の殺し屋として育てられ、最愛の人を殺された一人の女性が国家直属の暗殺者として第二の人生を歩み、愛と裏切りに翻弄されながら最強無敵の“悪女”と化していく物語り。ヒロイン アクション映画の仏「ニキータ（一九九一）／日本ヘラルド映画」に韓国的“恨（ハン）”のエモーションを投入した。
監督はスタントマン出身で「殺人の告白（二〇一三）／ツイン」を手掛けた若手のチョン・ビョンギル（庚申）。本作では、敵対組織のアジトに単身で乗り込んだヒロインが数十人もの敵と死闘を繰り広げる様をＦＰＳゲームやＶＲ映像を思わせる一人称視点映像で捉えた。
オクビンは“美しき破滅型ファム・ファタール女優”と称され、女ヴァンパイアや凄腕スナイパを演じてきた。本作ではテコンドとハプキドの黒帯を持つ身体能力の高さを遺憾なく発揮する。撮影前には長期猛特訓を経て、日本刀・自動小銃・ハンドガン・手斧を使いこなす。戦闘シーンの略全てをノースタントで挑んだ。
共演はシン・ハギュン（甲寅）、ソンジュン（庚午）等。など、豪華キャストが集結している。 本作は「カンヌ国際映画祭」に公式招待作品として、ミッドナイト・スクリーニング部門にて上映された。六月には本国・韓国で上映され、成人指定にも関わらず公開四日間で四十六万人以上を動員した。
＝STORY＝
犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ（キム・オクビン）は、育ての親ジュンサン（シン・ハギュン）にいつしか恋心を抱き、結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていた矢先、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまい、逆上したスクヒは復讐を実行。
しかしその後、スクヒは国家組織に拘束されてしまい、ミッションを10年間つとめたのち自由の身になるという条件のもと、国家直属の暗殺者として第２の人生を歩み始める。やがて新たに運命の男性に出会い幸せを誓うが、結婚式の日に新たなミッションが降りかかり――
＝クレジット＝
監督：チョン・ビョンギル『殺人の告白』
出演：キム・オクビン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン
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画像提供：㈱KADOKAWA
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