【ビジネス報道】 平成二十九年十一月三日にシンガポールのインフルエンサ マーケティング企業「Gushcloud(CEO:ヴィンセント・ハー)」及び同社日本法人(代取:上野和考)はD2C(代取:宝珠山卓志)と資本業務提携を結んで業務開始。十日に東京・銀座にて、オープニング イベントを開催した。
「Gushcloud」は報道現在、世界八ヶ国で展開しており東南アジア最大級。トップ インフルエンサが四十名(フォロワ数計一.五億人)、パートナ インフルエンサは一万二千人が所属。フォロワ数合計で四億人超のネットワークを有す。併せてアジア最大規模のアワード「Influence Asia」を主催する。
ヴィンセントCEO(写真上)は同社のヴィジョンを「インフルエンサを率い、世界にポジティブな影響を及ぼす事。」と述べた。後十三年でアジアのディズニ的な存在を目指す。背景に現代の子ども達がスマホやタブレット等でSNSのコンテンツに触れながら育っている点がある。「日本は迚も重要な位置付け。」と今回の日本進出の理由を語り、ビジネスを紹介した。
一つは日本からの東南アジアへのリーチ。例としてグリコとの案件を挙げた。二つは世界に対するマーケティング サービス。三つはKawaiiや漫画・アニメ等を発信する東京での「Influence Asia」の開催。同イベントはネット界のオスカーと称している。
料金も三コースを提示した。百万円、三百万円と五百万円。百万円は所属インフルエンサによる写真を中心としたもの。三百万円は企画から提案し、動画とセレブが付く。五百万円は三百万円との明確な差異を挙げなかった。また各国のYT・FB・インスタの料金も提示。予め用意しているカテゴリは十種だ。旅行やファッション、ファイナンス等に特化したインフルエンサでクライアントの要望に応える。
そしてタイ王国・バンコクを拠点に活動する女性アイドルグループ「BNK48」から中心的なメンバ三名(チャープラン、モバイル、カイムック)とアジア各国で活躍するインフルエンサ五名(尼 サルシャビラ・アドリアーニ、比 アンディ・マンザノ・レイ、泰 ピムタ、星 ナリル・ケーン、香港 松岡李那)も紹介した。
東京を中心とした日本でのインフルエンサ獲得も目論んでいる様子だが、東南アジアと異なり日本語の壁を如何に乗り越えるかに期待が懸かるだろう。尚、イベント終了後にはネットワーキング パーティも開催された。
撮影記事:金剛正臣
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