【ビジネス報道】 ユニジャパン(理事長:迫本淳一)は、独「ベルリン国際映画祭」併設マーケット『ヨーロピアン・フィルム・マーケット』内のジャパン・ブースへの参加者を平成二十九年十一月二十日まで募集している。会期は三十年二月十五日から二十三日の九日間。文化庁/文科省の委託案件。
「ジャパン・ブース」は、世界各国の映画祭に併設されている映画見本市で日本映画の広報活動を行うもの。日本映画の制作者や代理者による海外広報・営業活動の支援拠点として活用する事で、個々の出展費用を軽減し、映画祭等への出品を通して日本映画の海外一般公開を促進する為の支援を行う。
申込み方法は参加申込書をダウンロードし、ジャパン・ブース事務局までメールする(国際支援グループ ジャパン・ブース事務局;03-6226-3022、office@unijapan.org)。
ブースは二種類
今回の『ヨーロピアン・フィルム・マーケット』では五十七平方㍍を確保。二種類を用意した。二十七平方㍍の「共有スペース」では八社程度を募る。参加料は八万六千四百円(シェアリング・フィー、消費税込)。備品はDVDデッキ・モニター(共有)、テーブルセット(各社一セ ット)、宣材スタンド、ポスタ掲示スペース。
計二十平方㍍の「専有スペース」では五社。四平方㍍を三方の壁で囲まれたスペースを一社専有で使用できる。五小間。参加料は三十二万四千円(シェアリング・フィー、消費税込)。備品は共有スペースに同じ。
シェアリング・フィーとはアンブレラ・ブース参加料で、二百五十ユーロを支払う。当該フィーでジャパン・ブース内とカタログに会社名が記載され、マーケット・スクリーニングを出展者料金で行う事ができる。
利用案内は以下の通り。
- 海外セールスの為の商談、ミーティングポイント
- セールス作品のポスター・チラシ等掲示による広報宣伝
- ブース設置モニターでのセールス作品の予告編上映
- テーブルセットの利用、備品・倉庫・収納棚等の共有利用
- ブース受付での伝言のお預かりや名刺等の設置配布
申込資格は以下の通り。
- 日本の長編映画の海外販売に関する権利を有し、同マーケットで海外セールスを行う意欲のある日本の企業であること
- 担当者等が現地に6日以上赴き、可能な限りジャパン・ブースに常駐し、自社コンテンツを積極的にPRできること
- 自社コンテンツの海外PRおよび海外セールスが参加の主目的であること(参加資格の審査後でも参加目的が本事業趣旨と異なると判断した場合、参加を断る場合がある)
- 必ず締め切りまでにジャパン・ブース参加希望のお知らせを頂けること
画像引用:European Film Market
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