十六日に日本の学生四名が「NYコレクション」へ挑戦

【ファッション報道】 令和四年二月十六日に米NYにてバンタン(代取:木村良輔)とパルコ(代取:牧山浩三)の両社が主催する日本及びアジアの若手デザイナを発掘・インキュベートするプロジェクト『Asiaファッションコレクション』は、NYFWの公式スケジュールに参加。ランウェイ発表する。当日の様子はライブ配信。


六ブランドのバンタン学生等が、世界最高峰のファッションの場でデビューする。


コロナ禍による渡航制限に配慮し、NY在住者を除いた五ブランドのデザイナ達は、現地制作スタッフへリモートでのオペレーションを行い、フィジカルでのコレクション発表に挑戦。今回出展する六ブランドは、事前に日本発のNFTマーケットプレイス「nanakusa」公認クリエイタとのコラボを行い、各ブランドにインスピレーションを受けたクリエイタ達によるNFTアート作品の発表・販売も実施する。


NYデビューに先立ち、同三年十一月に選抜「TOKYOステージ」を開催。日本・韓国・台湾・インドネシアの計十二ブランドが参加。結果、日本から深澤思乃の「COCOTONO/バンタンデザイン研究所 東京校」、市川結菜の「YUUNA ICHIKAWA/大阪文化服装学院(画像二つ上)」、菅内のど佳と夏明豊の「DOKKA vivid/同(画像上)」が三ブランドが参加。


韓国からはイスンズの「SUNG JU」、台湾からはシェユーノン・シェミンジョ「WooLeeX」、インドネシアからはグレンダ・ガルシアの「GLENDA GARCIA」が参加する。


バンタン自体は、十年前より学生達へNYの現場を提供している。



本プロジェクトは、アジアのファッション産業の更なる発展を目指し、アジア各国機構(韓国・台湾)と連携してアジアの若手デザイナを発掘・インキュベート(起業支援)するもの。選出された各国を代表する若手デザイナは、制作費や技術面、渡航費等のサポートを受けながら「NYファッション・ウィーク」の公式コンテンツとしてランウェイデビューを果たす。


その他、台北で開催予定のファッションイベント等、国際的な展示会への出場権を含むアジアでの販売や受注を目的とした「事業化支援プログラム」にも参加可。アジアの若手デザイナの発展に寄与する。


画像:㈱バンタン

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