【政治報道】 国民民主党(代表:玉木雄一郎)は、令和四年二月十一日の『建国記念の日』に東京・赤羽橋にて、第二回『党大会』を開いた。ゲストは「日本労働組合総連合会(連合)」芳野友子(丙午)会長。YTやニコでLIVE配信を行い、一般ユーザにも開いた党大会とした。
冒頭で玉木代表(己酉)は昨年十月の『衆院選』に触れた。現職六名、比例で五議席が当選。選挙前よりも三議席増を報告。同党が「政策先導型の政党として、常に先手先手で新型コロナ感染症対策を始めとする、具体的な政策提案・実現に繋げてきた。反対の為の反対ではなく、具体的な解決策を示す。対決より解決の一貫した姿勢が有権者の皆様にも御評価された結果だと考えています。」と主張した。
「私達はまだまだ小さな勢力です。国民民主党が掲げる理念政策を広げ、存在感を高めていく為には、何といっても来る参議院議員選挙に勝利をしなければなりません。」と参院選での議席増を狙う。
同党は以下の政策五本柱で闘う。
- 積極財政
- 給与が上がる経済
- 人づくり
- 危機から守る
- 正直な政治
<連合、将来世代へ希望を>
政策実現を最重要とし、若手・若者と子育て世代にフォーカスする一面もあった。経団連と対峙する組織の連合・智子会長(丙午、写真上)は「今、日本には様々な課題が山積をしています。国民民主党には引続き、働く者・生活者の立場に立ち、将来世代の希望となる様な解決策を示して頂きたい。連合も政策制度の実現に向けて国民民主党と連携を図り、共に明るい未来を作っていきたいと思います。」と同党にエールを送った。
大会後の記者会見では、小池百合子(壬辰)都知事が立ち上げた都F(代表:荒木千陽)との合流に質問が集中した。玉木代表は「とにかく政策本位、政策実現ここにですね、一番重点を置いてやるという事であれば、与党や或いはどの政党であろうと協力連携を言うのは当然だと。」と返答した。
党大会当日は『建国記念の日』。この日は、日本の初代天皇・神武天皇(庚午)が即位された日。ーネットリサーチを行うNEXERでの調査では、正答率は二割を切った。初代・神武天皇の認知度が低い点について玉木代表に問うと「万世一系、数千年に亘って続いてきた日本の歴史、皇統。天皇・皇統は、我が国の継続性・持続性を表す一つの象徴だと思っていますので、非常に大切なものだと思っていますし、日本もそういった過去の歴史を振り返り、自らの国を愛する心を勘案する。後世に伝えていく事が大事だと思っています。」と答えた。
日本の圧倒的多数は高卒の現実
玉木代表の様に、若者が知らない事を自身の考えを交えて答えられる国会議員はどれだけ居るのだろうか。国民が学びを続け、賢くなり、玉木代表の様に自身の後世にしっかりと伝えていく大人が重要であると、ゆとり世代の記者は改めて考えさせられた。
大学の進学率はゆとり世代以降で五割を超えている。しかし、戦後平成七年以前は四割以下だった。教育レベルも現在と異なる。学が低く自身の事しか考えられない者を“反面教師”として若手・若者は学び続ける事を勧めたい。
尚、玉木代表は「東大」法学部卒、法学士。米「ハーバード大」ケネディスクール修了、公共政策修士。国会議員の前は、大蔵省及び財務省の国家公務員。
撮影記事:岡本早百合
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