政令市での獲得議席数|統一地方選二〇一五

【選挙ニュース】 全国十七の政令市で視ると、結果は首都圏とやや異なる。改選前と比べ、自民は七議席の減。公明は二議席増。共産は三十三議席の増。民主は十九議席減。維新は今回からが初の統一地方選で、換算、二十五議席の増。社民を含む諸派は、十二の減。無所属は、十七の減となった。ポイントは、共産の一人勝ち。維新も増加しているが、首都圏で風が吹く兆しがないので、地方に人気の政党止まりか。特に民主に至っては、大阪市で議席ゼロという大失態を招いてしまった。諸派と無所属が減らした点も、市民が政党政治を理解した理由だろう。

 ※下記の円グラフにおける国政政党「維新の党」と地域政党「大阪維新の会」を一派と見做す。

<議員とビジネス>

 ビジネスマンは政令市で、活動をする。その市政と県政の流れを掴み、安定的な公共事業周辺のビジネスを狙う。条例も欠かせない。その為には、議員との接触が外せない。実質的な市政・県政は、市長と県知事が担うが彼らだけで仕事ができる訳ではない。実行する役人と折衝役の議員が必要になる。貴方のビジネスを推してくれる議員をチェックし、接触するコトで安定ビジネスが期待される。条例の説明もしてくれるだろう。その方法をシニアはよく知っている。


政治と云うと“生活”に目が向けられがちだが、ビジネスマンは当選した議員らが何の“ビジネス施策”を掲げているかを知ろう。


記者:金剛

(c) FP姫

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