東京二〇二〇パラリンピックが残り一千日、スカイツリーもライトアップ

【社会報道】 平成二十九年十一月二十九日に東京・押上にて、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(会長:森喜朗)と東京都(知事:小池百合子)は東京パラリンピック競技大会まで一千日前の節目の日にカウントダウン イベントを開催した。パラリンピックの競技数は二十二。


アスリート達は大会に向けた想いをフリップで綴った。夜にはパラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」に使われている赤・青・緑の三色で東京スカイツリーⓇのライトアップを行った。併せて東京タワー及び都庁第一本庁舎等の都内各地でアギトスカラーによるライトアップも行った。大会のパートナ企業等はパラリンピック競技体験等のブース出展、凹凸のある一千日前ブラフィクス等を用いた山車も展示した。



<パラスポーツの認知度向上に向けて>

 小池百合子(壬辰)都知事は「パラリンピックを二回開くというのは、東京が日本が成熟都市、成熟国家の表れではないかと思います。」と始め、東京スカイツリーⓇのライトアップに関して「皆様の心の中にパラリンピックを成功させようという輝きが、皆様と共に灯ります様に。」と一千日間を盛り上げていく。東京二〇二〇組織委員会の遠藤利明(庚寅)会長代行は「やっぱりパラリンピックが成功しないと駄目ですよ、と(五輪)大臣の時にイギリスに行って、皆からそんな話をされてきました。」とパラリンピック成功の重要性を話した。


鈴木俊一(癸巳)五輪大臣は「国民の関心はオリンピックには向いているのですけれども、パラリンピックへの関心はまだ薄いという現実があります。パラスポーツのパフォーマンスの魅力を知って貰って、障碍者スポーツを振興していく。」と興味関心の向上を述べた。重ねて大会後のレガシについても語った。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ(丁巳)会長はビデオメッセージにて「まだ後一千日あります。今からが集中する時です。正に今、大会に向けて組織をシフトチェンジしています。」とIPCも東京大会に向けて準備を進めている旨を伝えた。


尚、野田聖子(庚子)総務大臣や都議会議長等と特別ゲストのYOSHIKIも出席した。


記事:金剛正臣×撮影:岡本早百合

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