第三十五回『東京国際映画祭』募集開始

【芸術報道】 令和四年七月十五日までユニジャパン(代表理事:迫本淳一)は、第三十五回『東京国際映画祭(TIFF)』の「コンペ」「アジアの未来」の両部門作品を募集している。六月十九日までは無料。


本年の会期は十月二十四日~十一月二日。感染拡大防止に最大限配慮した上で開催準備を進めている。同財団は、映画業界にも復活の兆しが見え始めてきており、映画祭の灯もそれを照らしていくべく絶やさずにおきたいと。


東京国際映画祭では、これまで様々な部門で世界の第一線で活躍する監督達の新作やこれから世界に躍り出るであろう才能溢れる監督達の力作を数多く上映してきました。昨年より会場を日比谷・銀座エリアに移転し、プログラマも交代。部門構成の改変を行った。


本年も新路線を踏襲。「コンペ」部門は昨年同様に日本初上映が原則。日本未公開作品を公募している(ドキュメンタリとアニメも対象)。「アジアの未来」部門も昨年同様に日本・中東地域を含めたアジアの新鋭監督の三作目までのフレッシュな魅力溢れる長編作品を集め、各賞を競う。


その他の部門についても基本的には昨年同様を予定。確定次第、追って発表する。


=「コンペティション」部門=

 映画祭の主要部門として、映画産業の担い手となる有望な映画作家の活動を支援し、映画芸術の向上と国際文化交流に寄与する事が目的。本年一月以降に完成した長編で、原則・日本未公開の作品を世界中から公募。


厳正な予備選を経た作品を会期中に上映。各作品の上映後に招聘したゲスト(作品関係者)によるQAを行い、観客との交流の輪を広める。昨年は百十三の国・地域から一千五百三十三本の応募があった。

  • 賞;東京グランプリ、審査委員特別賞、最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀男優賞、最優秀芸術貢献賞等 



=「アジアの未来」部門=

 アジア(日本・中東地域を含む)で作られた新鋭監督の三本目までの長編作品を対象にした第二コンペティション部門。

  • 賞:最優秀作品賞等

写真:東京国際映画祭

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