【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は、令和四年四月二十二日に『東京都こどもホームページ(β版)』を公開した。併せて五・七・九・十一・二月に都内小学校及び児童館へ「広報東京都こども版」を送付する。
新HPは、子どもと都政を繋ぐ新たな情報プラットフォーム。未来を背負う子どもが、楽しみながら東京の魅力・都政への関心を高めて貰う事を目指す。作成過程では子どもが参加し、自由な発想や意見を採り入れた。今後も子どもの意見を聞きながらバージョンアップを行う。
都によれば、小学校高学年が対象。
新広報は、都の施策や事業等からテーマを定め、子ども達にとって身近な話題を交えながら解説していく。毎月更新するWeb版の他に年五回、Web版のダイジェストをA2サイズで印刷。小学校等に掲示し、子ども達へ都政情報を届けていく。新HPと共に鍵は保護者。
新HPでは大別して「東京を知る」「相談する(相談窓口)」「参加する」。以下は「東京を知る」のコンテンツ。
- バーチャル社会科見学
- 東京の魅力すごろく
- 発見!東京都の仕事
- 東京子どもマスタ
以下は、「参加する」のコンテンツ。
- やってみよう!子ども新聞・地域マップ
- コンクール受賞作品
- イベント
- アンケート
- 子ども参加の取組み
新HPに係る「意見募集」は六月十三日まで。
新HPでは、以下を掲げている。
みんなが知りたい場所。みんなが参加できる場所。みんなが発信できる場所。みんなが相談できる場所。
もっと色々な事を知ってもらいたい。今と未来のみんなのために。
でも、まだまだ未完成。もっともっとみんなの声や想いを聞いて楽しいページにしていこうと思うんだ。みんながワクワクするページを目指して
クイズ形式の「東京こどもマスタ」では、都議の任期や都知事に立候補できる年齢、都知事の記者会見ペース等の「政治面」も問う。この点は大変に評価できる。併(シカ)しながら、新HPは「社会面」に特化している様に見受けられる。
都政において最も重要な事は「財政」。都の経済や都税に関する「経済面」が欠けている為、何の為に政治面を学ぶのかが分かり難いだろう。今の子ども達が、未来にツケを背負う事を学ばせないで良いのか。誤魔化してきた結果が、少子化(生活苦・経済苦)であろう。
報道現在で『露ウクライナ戦争』が起きている。向こうの子ども達は戦禍に見舞われているが、日本の子ども達は「軍事・外交面」を学ばせないで良いのだろうか。大人達は「何故、戦争するのか」「戦争を回避する為には何をすれば良いのか」等も早い段階で学ばせるべきだろう。
今の大人都民を見れば分かる。都の政治・経済と国の軍事・外交に積極的でない理由は何だろうか。幼い頃から学んでないからに他ならない。戦前の様に、子どもの頃から現実を学ばせる必要がある。
画像:東京都
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