バスト百㌢までのシャツ・ジャケット『overE』がコナカと提携

【ファッション・金融報道】　令和四年五月十日に胸が大きな女性の為のアパレルブランド「ｏｖｅｒＥ」を運営するエスティーム（代取：和田真由子）は、コナカ（7494.Tp）と業務委託契約を締結した事を発表した。

ｏｖｅｒＥのジャケットは、バスト九十九㌢まで対応しているアイテムがある。シャツはバスト「百㌢ＯＫ」と銘打つアイテムもある。写真は全て九十九㌢まで可。

本提携により、シャツやスーツ等の独自アイテムの共同開発や販売、共同試着会等の開催を通し、サービスの付加価値や顧客満足度の向上を目指す。独自アイテムの店頭販売は五年一月頃を予定。

日本女性の四人に一人、概数にして約千五百万人がＥカップ以上という調査（トリンプ調べ）もあり、これまでの既成服だと胸のサイズが合わなかった「サイズ難民」が存在するとエスティームは考えている。

ｏｖｅｒＥでは、バストサイズで選べる独自のサイズ展開と拘りで、既製服の悩みを解決するアイテムを提案してきたＤ２Ｃブランド。オンライン販売が主軸。併し、試着をしたいというニーズは多く、リアルな店舗の重要性も感じていた。

本提携で店舗でのアイテム展開も実現する為、これまで同社のみの力だけでは届かなかった層への認知の拡大や試着体験による購入促進を期待している。

また、コナカは企業として女性活躍推進にも力を入れており、ｏｖｅｒＥのコンセプトにも共感。アイテムの共同開発やイベントの開催を通し、胸の大きな女性の負を解消し、未来に挑戦する背中を押す様な取組みを共に推進していく。

胸の大きな女性は、ファッションに差別がある。両社は、その差別を打開し、ファッションの自由を与えるだろう。

画像：㈱エスティーム