【ビジネス報道】 令和四年六月十五日に経営コンサルティング会社のアタックスグループ(代取:林公一)は、オンラインにて『取締役の為の法的責任と義務基礎講座』を開催する。
対象は、中堅・中小の取締役になって間もない者、これまで体系的に学んだ事がない者向け。
同社は、経営を担う立場でありながら法律的な責任を知らないまま、取締役に就いている人も少なくない、とする。本講座は、中堅・中小の取締役として最低限知っておくべき法律知識や心構え、振舞いに至るまでを体系的に学ぶ事ができる。知らなかったでは済まされない『会社法』『商法』『労働法』等、重要テーマをピックアップして解説する。
講師は「渥美坂井法律事務所・外国法共同事業」シニアパートナの外山照久。弁護士・公認会計士。訴訟・紛争処理、危機管理、内部統制・コンプラ、M&A等に対応している。
=セミナー内容=
一.コンプライアンス経営の基礎~裁判例を交えて~
- コンプラとは何か?
- 取締役の法的責任;法令違反と経営判断
- 責任追及される場面;裁判例
二.人事労務とコンプライアンス
- 人事労務におけるコンプラの要点
- コロナ禍での会社法務の対応
- 労務問題の動向①;コロナ禍における労働者の処遇(労働条件の切下げ、解雇を含む退職等)
- 労務問題の動向②;働き方改革とハラスメント
三.事例研究①:過労自殺、ハラスメント等に起因するメンタルヘルスを巡る紛争(就業規則等の人事規程の重要性)
四.不正、不祥事の予防と対策
- 不正の類型と発生要因の分析
- 不祥事の予防と事前対策
- 不祥事が発生した場合の対応
五.事例研究②:不正、不祥事の事例と実務上のポイント
- パワハラ・セクハラと会社の責任;裁判例等から分かる会社が責任を問われない為の方策
- 労基署の立入り及び対応
- 労組紛争;労組の用いる手法・組合対応の注意点
- 従業員・役員が被疑者となってしまったケース;懲戒処分の基準・契約関係の解消方法(人事規程の策定方法)
- 横領・背任
- 情報漏洩
- 粉飾決算・脱税
画像:㈱アタックス、外山 照久 | 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
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