特許庁が高校の『授業で使える知財創造教育コンテンツ』、「国語」「情報Ⅰ」等でも活用可

【教育報道】 特許庁/経産省は、令和四年四月二十八日にHP及び「STEAMライブラリ/経産省」にて『(高校の)授業で使える知財創造教育コンテンツ』を公表した。


計十四の本コンテンツは、高等学校の教職員・生徒が「総合的な探究の時間」等の普段の授業でそのまま活用できる。



知的財産権(知財)=産業財産権+α


産業財産権

  1. 特許権
  2. 実用新案権
  3. 意匠権
  4. 商標権


+α

  1. 著作権
  2. 回路配置権(半導体集積回路の回路配置法)
  3. 育成者権(種苗法)
  4. 地理的表示
  5. 商品表示・商品形態(不正競争防止法)
  6. 商号



 「授業用説明スライド」「ワークシート」「指導案」で構成。本コンテンツを授業等で活用すると、SDGsに関連する具体的な事例等から、知財のトピックを含む現代における諸課題等を踏まえた探究課題を設定でき、生徒自身が課題を発見し、解決していく為の資質・能力の向上に繋げる事ができる。


  • 知財創造教育:内閣府が推進している取組み。児童・生徒へ「新しい創造をする事」「創造されたものを尊重する事」を楽しみながら理解させ育む。これにより、社会を豊かにしていこうとするもの。知財創造教育の理念は、「学習指導要領」において育成を目指す資質・能力の三つの柱に対応。創造性の育成を目指す知財創造教育は、全教科等を通じて実践できるものとす



本コンテンツの内、十あるメインは「総合的な探究の時間」や「課題研究」等での活用を想定して作成。四あるサブとして国語・情報Ⅰ・公民・家庭科での活用を想定。生徒自身がワークシート等で手を動かしながら、知財について理解を深める事ができる。メインでは各コンテンツの指導案に他教科等との関係を解説している。 


以下はメインの三パート(題材)。

  1. 健康・水・食とデータ
  2. 多様性とデザイン
  3. 科学とビジネス

画像:特許庁

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