参政党から四十名が立候補予定、政策は?|参院選二〇二二

【政治報道】 令和四年五月十一日に政治団体・参政党(代表:松田学、赤尾由美、吉野敏明)は、三回目の記者会見を行った。報道現在で同党は、五名の地方議員を擁す。夏の『参院選』では四十名が立候補予定。選挙区で三十五名、比例区から五名。国政政党を目指す。結党は同二年。


会見時点で参院選に対する寄付金は、二.二億円


党員数(サポータ含む)は二万二千人。昨年末から倍増。支部は全国三十四ヵ所に増。八日に政治資金パーティを開催し、一億円を集めた(SS席は十万円)。計三.二億円の資金を保有。



<三議席・三百万票>

 参院選の予算不足分は、選挙後の八月に幕張メッセにて開催予定の「国政政党記念パーティ」におけるパーティ券にて賄う。前借りに近く、参院選にて国政政党の要件を満たす見込みの強きな前提。


会見時の目標は比例で三議席三百万票。これは三年前の『参院選』における社民党とN国党の三倍。国政政党に成れる。波乱の超激戦区と予想される「東京選挙区(改選六)」は、第一志望の候補者が立てば、可能性を含む模様。


以下は各党の「東京選挙区」予定者。画像は六年前の『参院選』。

  1. 自民・朝日健太郎(現)
  2. 同・生稲晃子
  3. 立憲・蓮舫(現)
  4. 同・松尾明弘
  5. 公明・ 竹谷とし子(現)
  6. 国民・未定
  7. 維新・海老沢由紀
  8. 共産・山添拓(現)
  9. 新選・依田花蓮
  10. N党・松田美樹等、計六名
  11. 社民・服部良一(元)




  • 政党交付金の交付の対象となる政党=国政政党;『政治資金規正法』上の政治団体。下記の何れかに該当。
  1. 所属国会議員が五人以上
  2. 所属国会議員が一人以上、且つ、得票率が二㌫以上(前『衆院選』、前or前々『参院選』)



子どもの教育重視

 若者・若手のメンバは全二十名の内、三名。十五.〇㌫。「プレッシャ世代」の大村小太郎(丙寅)。「氷河期世代・後期」は事務局長の神谷宗幣(丁巳)元・吹田市議、元・陸曹と中村麻美(己未)元・女優。写真は記載順。



以下が同党の三重点政策。

  1. 子どもの教育;学力<学習力。国や地域、伝統を大切に思える自尊史観の教育
  2. 食と健康、環境保全
  3. 国の護り; 外国資本による企業買収や土地買収が困難になる法律の制定。「外国人参政権」を認めない。デジタル政府通貨



十日には「新型コロナ・ワクチン政策」を改定。イメージよりも科学を重視する。マスク着用の自由化や緊急事態条項・パンデミック条約に反対、ワクチン接種の強要施策等に反対、子ども世代へのワクチン接種に強く反対等。



憲法は作り直す(≠改憲)

 会見で由美代表(乙巳、画像上)は、「参政党は要望を聴く政党ではありません。(困り事等は)参政党に入って一緒に変えていきましょう、というスタイルを取って約五ヶ月弱、活動して参りました。」と同等の特色を伝えた。


憲法につき、法務博士である神谷事務局長は「憲法の改正には反対という立場で私達は言っております。日本国憲法(昭和憲法)の改正ではなくて、国民的な議論をして憲法を作り替えた方が良い。(明治憲法の様に)もう一回ゼロベースで創る。改憲ではなく、“創憲”だ」と断じた。


また、政治経験が無い人を「フラットな気持ちで政治に向き合う事ができる。」と、候補者に組み込んだ旨を伝えた。現職等は「(同党の)風を見ている。」と発表が後日になる点を伝えた。更に「我々が議席を獲れば、色々な政党の国会議員と連携できるのではないか。」と、裏で交渉をしている事を明らかにした。


記事:金剛正臣

画像:参政党、20220511 参政党 記者会見 アーカイブ/YouTube、開票結果/NHK

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