仏カンヌ映画にて世界『#TikTokShortFilm』表彰式、グランプリは伝統工芸・本木真武太

【芸術報道】 令和四年五月二十日に仏『カンヌ国際映画祭』にて「抖音(ドゥイン、TikTok)」を運営するByteDance(董事長:梁汝波)は、グローバルで「#TikTokShortFilm コンペティション」の表彰式を開催した。


グランプリに東京を拠点に活動するLANG PICTURES・本木真武太(@lang_pictures)代表を選出。賞金「一万ユーロ(百四十万円)」等を受け取った。同社は第七十五回カンヌ国際映画祭の公式パートナ。時価総額が十八兆円で、世界のユニコーン企業ランク首位(The Complete List Of Unicorn Companies調べ)。


三月から四月に掛けて同コンペは開催。世界四十四ヶ国・地域から、若手からベテランまでのクリエイタが参加し、TikTokのクリエイティブなツールやエフェクトを駆使して撮影した作品を多数応募した。


報道現在で「#TikTokShortFilm」を付けて投稿された動画の総再生回数は四十五億回を突破。応募作品は、映画業界を牽引するメンバで構成される審査員によってグランプリ・最優秀編集賞・最優秀脚本賞の三部門で審査。グランプリ二名、最優秀編集賞と最優秀脚本賞が各一名の計四名の受賞者を決定した。


日本人グランプリの本木は、日本の伝統工芸をテーマとした動画「Kitte kitte iino?(木って切っていいの?)」にて受賞。日本の繊細な伝統工芸である桶づくりを紹介しながら、物を大切にする事、そして、その思いを未来に繋げる事をメッセージとして伝え、環境問題という幅広いテーマを三分の短い映画に落とし込んだ。


もう一人のグランプリは、スロベニアのMatej Rimanic。受賞作品は「Love In Plane Sight」。


0コメント

  • 1000 / 1000