個人の「現預金」を増大させる三つの貯金


【金融・人生考察】 初めて資産を構築する際に「現預金」は欠かせません。最低でも「簿記三級」の基礎的知識はある方が効率が良いでしょう。


個人のBS「現預金」を増やす為には、PL「可処分所得(収入ー税金・社会保険料等=利益)」を増やす必要があります。BSは貸借対照表、PLは損益計算書。売上高のPL「収入」を増やし、PL「費用」を減らす事により、PL「利益」は増大します。


この利益の中からBS「現預金」に回し、各種投資を行います。本稿では投資増大ではなく、「現預金」増大に絞ります。



<頭・心・体>

 ここまでの理屈は様々な書籍やブログに書かれている内容でしょう。ではBS「現預金」を増やす、PL「売上高」を増やす為には何が必要なのか。各種ビジネスに必要なものではなく、各種ビジネスに共通するものです。ここが記されていません。それが以下の三つの「貯金」です。金銭に直結するので貯金と表現します。

  1. の貯金:金銭的知識
  2. の貯金:充実度・やる気等
  3. の貯金:持久力・筋力


上記の三つの貯金が不足していますと、PL「売上高」は上がらず、BS「現預金」は増えません。


稼ぐ方法が分からない。うつ気味。体力が無い。さて、この様な人は高所得(売上大)でしょうか。富裕層(資産大)でしょうか。そうは思えません。最上図の様な事は有り得ないでしょう。


各貯金を説明していきますが、先ず順番を覚えます。BS「現預金」に大きく貢献する順番は「頭の貯金>心の貯金>体の貯金」です。ですが、強化していく順番は真逆の「体の貯金⇒心の貯金⇒頭の貯金」となります。


体の貯金

 ものを言うのは「持久力」に尽きます。持久力は中長期的、「筋力」は短期的です。「ロングテール戦略/経営学」が前提の令和では、中長期的な持久力が金銭的に重要です。筋力はアウターマッスルよりもインナーマッスルが重要です。筋力自体は必要不可欠です。


健康である事は絶対です。病気では稼げません。健康と病気の間である「未病」ではなく、圧倒的な健康を狙います。その際に、気にするべきは内臓です。五臓六腑が健康である事が重要となります。


厚労省や医療機関等が推奨している基準は、あくまでも平均です。平均年収を狙いたくば、それらの基準を守ります。平均年収以上を狙いたいなら、それらの基準は当てになりません。スポーツ選手等の健康強度が好例です。


若ければ若い程、体の貯金は貯め易いもの。「労働資本」の素ですので、ガンガン貯金していきます。



心の貯金

 誰でもマインドやモチベーションは下がります。解消法は基本的に「運動」となります。適度に汗を流すとスッキリしますね。心だけでなく、頭もスッキリします。運動を定期的に取り入れる事により、心が貯金し始めます。優しさや思い遣りを貯めていきます


矢張り、ここはガンガン貯金したい。それならば、お金をあまり使わない心のリフレッシュ・エンジョイを探します。「お金を使わないと楽しくない」、これは先入観ですので、貯金と同じ様に小さな楽しみ・愉しみをチョコチョコ貯めていきましょう。一発狙い・大穴狙いは体に毒です。特に愉しみの方は、貯蓄率が上がります。


心の貯金を高める方法として、「」があります。自身が生きる目的を現段階で設定するのです。これは、経営ビジョンの様に十年毎に変更していきます。二十代・三十代の様な時限感覚ですと、モチベーションも保てるでしょう。何十億円、何百億円を稼ぎたい人は「大志」を立てます。

因みに総理は毎年、百兆円を動かしています。



頭の貯金

 これは知識なので分かり易いですね。スペシャリストかゼネラリストか、で分かれます。短期的には前者が稼ぎ易いでしょう。中長期的には後者が稼ぎ易いでしょう。ニッチ市場で支持を得たスタートアップが大企業と成り、M&A等で総合商社化していくパターンが好例です。自身の業務の知識武装は当たり前ですので割愛します。


BS「現預金」を増やす事が目的ですので、強化すべき一つ目は「簿記」となります。家計簿もPLの一種なので、スマホアプリから始めるのも良いでしょう。二つ目は「FP」の知識です。人生で何に、幾らお金が掛かるのかを知っておく必要があります。長期計画に必要ですね。


三つめは「経営学」です。PL「売上高」の最大化を図るのであれば、正規雇用では限界があります。令和では毎年の収入増を見込めない正規雇用も多数です。ならば兼業・副業で「個人事業主」となり、事業拡大で「法人成り」を狙います。ですので、「経営学検定」等で最低限の経営学を学び、備えた方が良いでしょう。


投資の知識は後回しです。何故ならば、安定収入が無いと、安定投資が不可能だからです。投資は続ける事が前提です。一度切りは投資ではなく、“投機”と言います。一方、法人は投資が最優先です。


 以上より、PL「売上高(収入)」を増やし、BS「現預金」を増やす三つの貯金がある事が分ったでしょう。PL「経費」は如何様に減らすのか。それは経営学に答えが幾つもあります。


一先ず、体の貯金を増やし、次に心の貯金、そして頭の貯金が一定額に達した時に、PL「売上高(収入)」が向上。BS「現預金」がチョロチョロと溜まり始めます。このチョロチョロを舐める人は本当に多いと思います。決して一獲千金を狙ってはなりません。


最後に、この三つの貯金は、さしてお金が掛かりません。自分次第です。三つの貯金で高所得・冬層を目指して人生を安定させましょう。


記事:京秦正法

画像:FPhime

0コメント

  • 1000 / 1000