健康は「頭」「心」「体」の三位一体

【人生考察】 コロナ禍で大人達が勘違いをしている。「体」の健康だけを気にしている。


健康とは「頭」「心」「体」が各々で健康である事。



総理はそうでもないが、知事達の知見は酷い。「心」の健康が損なえば、うつ病等に発展し、自殺する。コロナ対策でコロナ死を減らし、コロナ自殺は増加している。ヒトの健康の概念も分からない。知事達はまるで単細胞である。それは医師会も同じ。「心」の健康を重んじる様な記者会見を見た事はないだろう。



さて、現代においては「心」「体」に併せて「頭」の健康も必要である。情報社会というのは、脳に多大な負担が掛かる。スマホのブルーライトで脳は覚醒状態が続き、記憶力や思考力が下がる。その理由は脳の疲弊。「頭」の健康が損なわれている為だ。疲れているから脳力が下がる。



<カロリ不足>

 前提として「健康>未病>病気」の三段階を知っておこう。一つずつ見ていく。まず分かり易いのは「体」。食では若者の摂取カロリが少ない。運動も少ない。なので動物であるヒトの「体」は弱くなる。過剰摂取も「体」に負担が掛かり、体内を疲弊させる。これらを続けると「体」は未病状態に陥る。病気になる手前だ。


水分や塩分、ビタミン、炭水化物脂質、タンパク質等が少ないと未病へ陥り易くなる。


コロナで若い人が死に難いのは、体力・免疫力がシニアよりもあるからだ。よって若い人への対策は「体」ではなく、自殺へ追いやる「心」への対策となる。



心は死ぬもの

 次は「心」。自殺へ至る際に食はポイントだ。前述の様に食が細いと「体」が弱り易く、未病へ向かう。そもそもの摂取カロリが低いので、「心」はマイナス思考に陥る。これは防衛本能から起きる症状と言える。摂取カロリが十分だとプラス思考になり易い。摂取カロリが不十分だと、残っている「体」の脂肪等を計画的に利用する為、消極的になるもの。


自殺に至るまでには「心」が病む前に「体」が弱っている可能性が高い。例えば、雪山での遭難時には暖かさが重要。暖かい服、温かい飲み物と甘い物があれば活力となる。これらがなければ、絶望視してくる。「心」に大きな影響を与える。


幾ら食が満たされていても、人間関係が冷たいと「心」は凍てつく。段々と感情が薄れていき、「心が死ぬ」状態へ陥る。未病から病気へと移行する。



毎日の健康チェック項目

 最後は「頭」。怒り等のマイナスの感情を抑えられるか否か、冷静に判断できるか否か。「頭」にはクールさが欠かせない。「心」は情熱的でも「頭」はクールでいたい。いつでも冷静に、的確に判断できる為には「心」と「体」の健康が欠かせない。脳の灰白質は脂質で構成されている。脳に脂質は足りているか。


例えば食が細く、心が死んでいる状態で「頭」は冷静に、的確に判断できると思えるか。



よって日々、チェックすべきは三つの健康。

  1. 「体」は健康か、どこかに違和感はないか
  2. 「心」は健康か、プラス思考になれるか
  3. 「頭」は健康か、思考は透き通っているか



日本は未だに西洋医学一本。だから日本で医師と呼ばれる人が、こんな事も分からない。事実、医療現場の人達は「心」が疲弊してないだろうか。米国の優れた医師は、東洋医学もきちんと学ぶ。


  1. 「体」を休める、「体」に食を与える
  2. 「心」を休める、「心」を温かくする
  3. 「頭」を休める、「頭」で笑う


休める、が常に先。三つが健康で、健康。


記事:金剛正臣

画像:FPhime

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