第七回『ものづくり日本大賞』の内閣総理大臣賞は二十四件

【ビジネス報道】 経産省(大臣:世耕弘成)、国交省(大臣:石井啓一)、厚労省(大臣:加藤勝信)と文科省(大臣:林芳正)の四省は、平成三十年一月十五日に第七回『ものづくり日本大賞』の受賞者を決定した。内閣総理大臣賞の受賞者は二十四件七十一名となった。二十二日に各省合同で、内閣総理大臣賞の表彰式及び祝賀会を開催する。


内、経産省関係の七件四十一名の受賞者は以下の通り。

  1. CO2 排出量削減に適した製鉄原料製造プロセス(Super-SINTER®)の開発/JFEスチール
  2. 産業革新を牽引する、世界最高性能のIoTセンサー開発/日立製作所等
  3. 革新的構造・施工技術「構造アレスト」で実現した安全・環境性能に優れるメガコンテナ船/ ジャパン マリンユナイテッド等
  4. ビッグデータ・IoT時代を支える総ユーザーコストに優れた大容量データテープ/富士フイルム
  5. 漁獲物を獲れたての鮮度で保持するための船舶搭載型シャーベット状海水氷製造機の開発/ニッコー等
  6. 植物由来生分解樹脂の世界的普及の端緒となる日本発の射出成形技術群の開発と応用製品/小松技術士事務所等
  7. 伝統技術をベースとした立体的製陶技術による文化財の複製/大塚オーミ陶業


別途、国交省関係は八件十一名、厚労省関係は五件十名、文科省関係は四件八名の受賞となった。



『ものづくり日本大賞』は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材等の「ものづくり」に携わっている各世代の人材の内、特に優秀と認められる人材を顕彰する。本賞は四省が連携して十七年より隔年で開催。上記の内閣総理大臣賞に加え、十八件八十六名と二団体の経産大臣賞、十五件七十四名と一団体の特別賞、十八件八十四名の優秀賞の受賞者を決定した。


0コメント

  • 1000 / 1000