「新参者」シリーズは映画『祈りの幕が下りる時』でフィナーレヘ

【芸能報道】 平成三十年一月二十七日に映画『祈りの幕が下りる時/東宝』が全国公開される。原作は東野圭吾(戊戌)の「祈りの幕が下りる時/講談社文庫」。二十二年にTBSの連続ドラマとしてスタートした「新参者」シリーズだ。映画の公開に併せて、二十九年十二月十四日からドラマ無料配信も開始した(三十年二月二十八日までの限定配信)。


阿部寛(甲辰)が演じる日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すミステリ要素と事件の裏に隠された人の心の謎を解くヒューマン ドラマ要素の二つの要素で“泣けるミステリ”として話題に。二本のスペシャル ドラマ「赤い指」「眠りの森」が製作され、更には「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~(二〇一二)/同社」が公開された。


しかし、これまで加賀の類稀なる推理力で様々な事件が解決されているものの、未だ明かされていない謎がある。それは彼が日本橋に留まる理由。父との確執と母の失踪。加賀自身における“最大の謎”が本作で明らかになり、遂に「新参者」シリーズがフィナーレを迎える。「吉川栄治文学賞」も受賞した本作で描かれる加賀と松嶋菜々子(癸丑)が演じる女性演出家との出会い。演出家の周りで起こる不可解な事件。数々の人生が絡み合う謎。 加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか。


=ストーリー=

この事件は俺の過去と関わりが強すぎる。

事件の鍵は俺なのか・・・?


東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。

松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点が全く見つからず、捜査が難航する。滋賀在住の押谷が何故東京で殺されたのか。

やがて捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。押谷は浅居博美を訪ねて東京に来たことがわかるが、浅居博美と越川睦夫の間にも接点がなく、捜査は進展しない。

松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちにその遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。

それは失踪した加賀の母に繋がっていた。


=クレジット=

【キャスト・スタッフ】

阿部寛 松嶋菜々子

溝端淳平 田中麗奈 / キムラ緑子 烏丸せつこ

春風亭昇太 音尾琢真 飯豊まりえ 上杉祥三 中島ひろ子 桜田ひより / 及川光博

伊藤蘭 小日向文世 山﨑努


原作:東野圭吾「祈りの幕が下りる時」(講談社文庫)

監督:福澤克雄

脚本:李正美

(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

公開日:2018年1月27日

全国東宝系にてロードショー

http://inorinomaku-movie.jp/ 


画像提供:東宝㈱

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