【社会報道】 平成三十年一月二十六日に『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭二〇一八』のキービジュアルが公開された。本年で二八回目の開催となる。会期は三月十五日から十九日の五日間。併せて、二月二日に北海道・札幌にてラインナップ記者会見を開く旨も伝えられた。二年から始まった本映画祭は若手作家の発表の場として有名。
キービジュアルの製作を務めたのは、次世代の若手クリエイタとして業界内から注目を集める宇治茶。自身初監督作品のアニメ映画「燃える仏像人間(二〇一三)/インターフィルム」では映像表現「劇メーション」を用い、第十七回「文化庁メディア芸術祭」のエンターテイメント部門にて優秀賞を獲得。二十五年の本映画祭においても、本作が上映作品として選出された。
キービジュアルのタイトルは「はじめての映画祭」。二十五年に訪れた本映画祭で、現地に到着してバスを降りた時のインパクトを思い出しながら、ライヴペイントの様に描き進めた。マスコット キャラクタ「シネガー」を始め、北海道・夕張のゆるキャラ「メロン熊」、ゴジラから妖怪らしき姿まで個性豊かな顔ぶれが揃え、何でもアリなアットホームで熱気溢れる本映画祭の空気が伝わる仕上がりとなった。
宇治茶は「北海道を訪れる事も初めてだったのですが、とんでもない寒さと映画祭の暖かさと屋台村での楽しいひと時をよく覚えています。」と振り返りつつ、「思い出深い映画祭のメイン ビジュアルを描かせて頂き、本当に嬉しいです。とにかく楽しい映画祭だという事が伝わってくれたら嬉しいです。」と語る。キャッチコピーでもある「世界で一番楽しい映画祭」を体現した。
画像提供:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭実行委員会
0コメント