日本初の“デジタル双子”にスーパーモデル・冨永愛を起用 

【ビジネス・金融報道】 令和四年八月二十八日に東京・丸の内にて三菱地所レジデンス(代取:宮島正治、奥本信宏)は、サイバーエージェント(4751.Tp)と協業でザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』メディア発表会を開催した。

新CRM・広告技術。


発表会では、デジタルツイン(双子、DT)を作成したCyberHumanプロダクション・桐島ローランド(戊申)取締役とスーパーモデル・冨永愛(壬戌)が登壇した。


DTは実在する人や物体をフルスキャンし、撮影データを基に3DCGにて人や物体を再現する技術。「DTレーベル」では、身体的特徴を捉えるモーションデータ・音声データ等を取得し、著名人の生写しともなるデジタルの双子として生成した公式3DCGモデルをDTと定義する。



<全顧客接点を電子化へ>

 新築分譲マンション「ザ・パークハウス」の仮想空間『SUPER MODEL ROOM』の特設サイトをオープン。この仮想空間には、三菱地所レジデンスと直接に広告契約を締結したDT冨永愛が入居。本人ではなく、デジタル空間での活躍の場を広げるDTとの広告契約は、国内初の取組み。


三菱地所レジデンスはDTをDX施策に位置付け。オンライン接客やバーチャルモデル電子契約等に積極的に取組み、将来的には全顧客接点を電子化・ペーパーレス化したい。


新サイトでは、DT冨永愛が部屋のお気に入りのポイントや自身の生活の紹介と合わせ、ルームツアーをしたり、チャットで質問に答える。最先端のデジタル技術による生き生きとした感じの表情やコミュニケーションを楽しめる。



芸能事務所の新たな可能性

 桐島取締役は「タレントさんが実際に活動する訳ではなくて、デジタル上のタレントさんが活動するというのは、双方に色々なメリットがありそうですよね。僕、実はカメラマンでもあるんですけど、クリエイタ的な立場で言うと、妥協しなくて良いんですよ。」と制作サイドのメリットを伝えた。


また「本人が例えば居なくても、CMの制作が出来ちゃったりするんですよね。なので、芸能事務所のスタッフは有難い技術なんじゃないかなと思ってます。」と可能性を示した。


自身のDTに対面した愛は「何か不思議な感じですよね。いや本当にあのそっくりだし。凄いですね. もう本当にリアルでゆっくり瞬きもちゃんとしてて、近くでじっと見てしまいますよ。」と驚きを隠せなかった。


尚、DTスキャンの撮影は一時間程度。音声データの収集は三、四時間程度。



撮影記事:岡本早百合

画像:三菱地所レジデンス㈱

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