「日本は核武装せよ!」ゆとり世代・男女の軍事論

【軍事・書籍報道】 令和四年八月五日に被爆三世・橋本琴絵(戊辰)は、YT「Will増刊号」に出演して日本の核武装を訴えた。聴き手は同誌・山根真(庚午)編集長。軍事を語るは、共に若き「ゆとり世代・前期」。報道現在で稀有なコンテンツ。

同媒体は日本主義。


広島出身の琴絵は七月末に「日本は核武装せよ!ー被爆三世だから言うー/ワック」を上梓。Amazon「兵器・戦闘機」カテゴリにてベストセラー一位。



<被爆者とは>

 動画にて琴絵は、「上下論」と「精神障害論」の二点を主張。後者・PTSDに時間を割いた。


被爆者は以下の四区分。『被爆者援護法』。

  1. 直接:原爆の炸裂下で放射線・熱線・爆風を受けた
  2. 入市:原爆の投下後、二週間以内に爆心地の二㌔圏内に立入った
  3. 救護:負傷者の手当てや遺体処理等に当たった
  4. 胎内:被爆した母親の胎内に居た


当時、琴絵の曾祖父が広島東警察署に赴任。原爆投下の前日に曾祖父は、東京へ。原爆投下日の夕方に、それを知らず曾祖父の娘(琴絵の祖母)が広島市内へ入市してしまった。曾祖父も死体処理等で入市し、被爆した。



上下の核保有論

 前者について、核保有は左派・右派の対立ではなく、「形而上(形無きもの)」「形而下(形有るもの)」の対立と言う。琴絵は形而上を“観念”と説明。形而上の核兵器対抗の選択肢として、「非核三原則ですね。非核三原則を唱えていれば、核に対して対抗できる。」と述べた。


公明党の支持母体・創価学会「婦人部」を筆頭に、形而上だけで攻撃されないと思い込まされている。憲法九条も同じ。形而上の対抗策を琴絵は「宗教の様なものですね。」と断じ、核保有による国際社会からの孤立等の虚偽の主張を誤り、とした。


形而下の核兵器対抗の選択肢としては、「核保有、又は核共有によって抑止力として核に対抗する。科学。」と述べた。核共有は故・安倍晋三(甲午)総理が主張していた事だ。


詰まり、核保有論は「宗教と科学。宗教の政治と科学の政治の対立である。上下どちらをすべきか、っていうのを決めなければならないと思っています。」と。



核保有論を避ける≠日本主義

 被爆した祖母等が「矢張り、そういう物(核兵器)を以って対抗すべきである、という事は、言ってました。」と伝え、「ただ、それを大々的に外には言えない空気っていうのが、戦後の共産党が暴力で言論を弾圧する様な、思想を弾圧する様な流れがあったので、実際の声を出せない。」と当時の社会背景を述べた。

戦後から数年間は、GHQが日本において共産主義を支援していた。


バブル世代以上の中堅・シニアは、新共産主義勢力による事実上の洗脳で、琴絵論の形而上の対抗策に縛られている。核保有論をしない公明党(代表:山口那津男)や野党が新共産主義の勢力と言える。特に野党の中で、与党・公明党を糾弾しない政党は大いに怪しむべきであろう。


冷静な分析に強い、流石のゆとり世代と言うべきコンテンツであった。実際には形而下の対抗策が、日本防衛となり得る。但し、核武装以外の「形而下の抑止力」がある可能性を捨ててはならないだろう(例;半導体・電磁波等)。


記事:金剛正臣

画像:【被爆3世・橋本琴絵】日本は核武装せよ!/ワック



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