自民党『終戦記念日にあたって』

【政治報道】 皇紀二六八二(令和四)年に自由民主党(総裁:岸田文雄)は、『終戦記念日にあたって』を発表した。


「本日、七十七回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦で犠牲となった方々に対し、衷心より哀悼の誠を捧げます。


私達が享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上に築かれています。広島・長崎への原爆投下、各都市の爆撃、沖縄における苛烈な地上戦等によって、沢山の市井の人々の命が失われました。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと、改めて強く決意致します。


ロシアによるウクライナ侵略により、核兵器の惨禍が再び繰り返されるのではないか、との懸念が高まっています。我が国は唯一の戦争被爆国として、「核兵器の無い世界」の実現に向け、現実的な歩みを着実に進めるべく国際社会をリードしていきます。


深刻な事態が続くウクライナ情勢、中国の軍事力強化、北朝鮮によるミサイル発射等、日本を取り巻く安全保障環境は加速度的に厳しさを増しています。我が国は国際社会と連携し、アジア太平洋地域、そして世界の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与していく必要があります。


自由民主党は、平和と自由を希求する国民政党として、我が国が直面する様々な課題の解決に全力で取組みます。そして、毅然とした外交・安全保障で日本を守り、国際社会の平和と安定という未来に向けて不断の努力を重ねて参ります。」


画像:自由民主党

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