【政治報道】 日本維新の会(代表:松井一郎、馬場伸幸)は、令和四年八月十六日に東京・有楽町にて『代表選挙』の街頭演説会を行った。
「バブル世代」馬場伸幸(乙巳)共同代表、「同」足立康史(乙巳)衆議、「氷河期世代」梅村みずほ(戊午)参議の三名が立候補。二十七日の臨時党大会にて新代表を決す。同党の代表選は平成二十七年の立党から初。
有権者は「一般党員」と「特別党員」。前者は、一昨年及び昨年に継続して党費を納入している者。後者は、告示日及び投開票日に特別党員である者。国会議員も一般党員も同じ一票。総党員数は二万人台。
先の『参院選』にて国政政党となった「参政党」の総党員数は、九万人台。
<公約>
大阪府立「鳳高」卒・馬場代表は、以下の三点を「次の十年を貫く経営ビジョン」とした。
- 維新スピリッツの継承;「身を切る改革」や既得権益の打破、スピード感ある政治等
- 党勢拡大戦略;数値目標の設定や地方組織強化(予算・人材)、民間経営手法の積極導入、デジタル広報の強化等
- 政府予定に対峙するアジェンダ;改憲、地方分権(統治機構改革)、出産・教育無償化等
「京大」大学院工学研究科(修士)及び米「コロンビア大」国際公共政策大学院(修士)・足立衆議は、以下の三つの改革。
- 新しい政党;政党改革、党員民主主義、地方重視
- 新しい政治;政治家改革、「身を切る改革」の徹底・適正化
- 新しい日本;社会改革、「政権担当能力」の確立
「立命館大」文学士・みずほ参議は、以下の八点。
- 「政党交付金」「幹部決済資金」「立法事務費」の透明化
- 「支部交付金」の使途適正化、地方議員への分配
- 「文通費」使途を地方の「政務活動費」使途を参考に再検討
- 衆参両院議員の多選禁止、各級議員の流動化
- 「ハラスメント窓口」の設置等、党内弱者を救済
- 議員・秘書・職員の研修・教育機会の充実
- 「維新八策」「日本大改造プラン」の継承
- 宗教・教育・家族等へのタブー無き議論
橋下徹(己酉)前・代表、松井代表(甲辰)と吉村洋文(乙卯)副代表の主力三名は、馬場代表を推す事を公言し、出来レースの様相。不公平な代表選となっている。三名の街頭演説は以下の動画群より。
撮影:金剛正臣
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