国民党『戦後七十七年の終戦の日にあたって』

【政治報道】　国民民主党（代表：玉木雄一郎）は、令和四年八月十五日に談話『戦後七十七年の終戦の日にあたって』を発表した。

「本日、七十七回目の終戦記念日を迎えました。先の大戦では三百万以上の掛け替えの無い命を失いました。苛烈な戦場で倒れた方々、終戦後遠い異国で亡くなられた方々、広島・長崎の原爆投下や各地での空襲、沖縄戦等、戦禍に巻き込まれて犠牲となった方々等、全ての戦争犠牲者の方々に衷心より哀悼の誠を捧げます。今尚、後遺症や心身の障がいに悩まされる方々に心からのお見舞いを申し上げます。

今日の日本の平和と繁栄は、戦争によって命を落とされた方々の尊い犠牲と、戦後の辛苦に耐え復興の道を歩んでこられた先人のご努力の上に成り立っています。こうした先人達への敬意と感謝を忘れてはなりません。また、戦後七十七年が経ち戦争被害者の方々が高齢化する中、戦禍の教訓と恒久平和の願いを風化させる事なく、次の世代へと語り継ぐ事は我々の使命です。若い皆様の「平和」への取組みを支援して参ります。

一方で、ロシアによるウクライナ侵略や中国の弾道ミサイルが初めて日本の排他的経済水域内に着弾する等、日本を取巻く安全保障環境は益々厳しさを増しています。国際社会と連帯し、一日も早い戦争終結を求めると共に、食料やエネルギの自給体制の強化を含めた『国を守る』現実的な安全保障政策を進めていかなくてはなりません。

国民民主党は綱領で明記している通り、開かれた国益と広範な人間の安全保障を目指し、国際社会の平和と繁栄に貢献します。現下の新型コロナウイルス感染症を乗り越え、国民の安全や平和を守る為の備えを万全としつつ、平和で豊かな日本を発展させる為に全力を尽くす事を国民の皆様に誓います。」

画像：国民民主党