【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は、平成三十年二月十六日に東京・渋谷にて女性再就職応援イベント『レディGO!Project』を開催した。昨年に続き三度目。イベントは都がマザーズ ハローワーク等と連携して行う。
会場では、子育てママを元気にするトークショーや再就職時の色々な不安を解消するセミナ、仕事と子育ての両立に協力的な企業を集めた「仕事と子育て両立支援 合同就職面接会」等を行った。トークイベントでは、子育てをしながら芸能界で活躍する藤本美貴(乙丑)をゲストに迎えた。育児と仕事の両立、仕事へ復帰する時の不安等を如何に解決したかについて、キャリア コーディネータを交えて等身大で語った。またヨガのインストラクタ資格を持つ美貴のリラックス ストレッチも披露した。
<アマルタは親子を駄目に>
美貴は二児の母。一児の出産時は四ヶ月、二児の出産時は三ヶ月で仕事に復帰した。働く母から見て結婚・育児・仕事のバランスがとれた生活を送っている理想像として尊敬される一面もある。美貴の教育テーマは“適当”という。会場に訪れていた母達が驚く中、「今日やらなくて良い事はやらない。先ず、“子どもが死なない様にする”が第一ですよね。ご飯と睡眠は絶対だけど、洗濯掃除はできる時にやれば良い。ホコリを吸って死ぬ人はいませんから。」と豪快な一面もみせた。
夫の庄司智春(丙辰)に「下の子と一緒にデートさせました。」とコミュニケーションの場を意識して設けている。何かと庄司は不安を口にするが、「泣いても死なないから大丈夫。ご飯も、最悪一食食べなくても死なないから大丈夫。」と励まして送り出す。「自信はついたみたいです。甘やかすと、子どもも大人もやらなくなるので。」と述べた。最後に「子育ては幸せだけど、大変な事も多い。完璧じゃなくて良いので、前向きに頑張って。」と、会場の母親達にエールを送った。
イベントは都内各地で年四回の開催をしている。第四回は二十七日にパレスホテル立川にて開催する。マザーズ ハローワークや女性しごと応援テラス、子育て応援とうきょう会議等もブース出展し、就労支援等の情報提供を行い、各種相談に応じる。過去には二十九年十月に第一回を秋葉原、第二回を新宿で開催した。地域に合せた求人情報を基に支援を行っていく。
撮影記事:岡本早百合
0コメント