世界ランク首位の経験をもつ宮里藍がジュニアを育成|サンントリー レディス オープン ゴルフ トーナメント

【スポーツ報道】 平成三十年三月五日に東京・赤坂にて、本年で二十八回目の開催となる『サントリー レディス オープン 二〇一八』の記者発表会が開催された。主催はサントリーHD(代取:佐治信忠、鳥井信吾、新浪剛史)、フジテレビジョン(代取:嘉納修治、宮内正喜)と関西テレビ放送(代取:福井澄郎)。大会名は新たに『宮里藍 サントリー レディス オープン ゴルフ トーナメント』となり、新たなロゴも発表された。


本年は六月七日から十日の四日間。兵庫「六甲国際ゴルフ倶楽部」にて行われる。本トーナメントは二年より開始。アマチュア選手に対して広く門戸を開き、若手選手の活躍の場を提供してきた。この度、新設されたアンバサダには十二年に中学三年生で初出場した宮里藍(乙丑)プロが就任。昨年に現役を引退した藍プロは二十二年に世界ランク首位となった。


 登壇したサントリーコミュニケーションズの山田眞二(丙申、写真上)代取は「環境に優しいトーナメントを目指す。」と、本年よりグリーン電力を利用し、マイカでの来場を禁止する旨を伝えた。アンバサダとしての取組みには、大会の広報大使や経験を活かしたトーナメント運営に関するアドバイス、大会を通したジュニア選手の育成・アマチュア選手との交流を挙げた。ジュニア選手達は、世界ランク首位となった経験の藍プロと直に触れ合う機会を得れる。


登壇し、囲み取材に応じた藍プロは幾度も「名誉」という言葉を口にした。サントリーは十年以上も藍プロを応援してきた。「サントリーさんと新たなチャレンジに挑戦できる事に感謝しています。」と期待を示し、「未来に向けてやれる事は沢山あると思うので。」とジュニア育成に高い関心を抱いていた。やはりジュニアやアマが活躍できる機会は希少な様で、「この試合に出れば。」と大会自体の価値を向上させ、世界選手の輩出も目論んだ。


その日、藍プロのネイルは情熱的なファッション性高い赤の組合せで、一部にはキラキラと光るデコレーションを施していた。イメージを直接に問い、「すみません。イメージはありません。」と答えたが、新たな人生の幕開けへの期待感が自ずと顕れたのかもしれない。今後は育成に情熱を傾けるか。


尚、本トーナメントの賞金総額は一億円、優勝賞金は一千八百万円。


撮影記事:金剛正臣

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