リーアム・ニーソンが観月ありさの処女作でワークアウト|映画『トレイン・ミッション』

【芸能報道】 平成三十年三月十八日に東京・六本木にて、米英合作の映画『トレイン・ミッション/ギャガ』ジャパンプレミアが行われた。主演のリーアム・ニーソン(壬辰)は十三年振りに来日。終始、紳士的なジョークを踏まえて観客を和ませた。本作はサスペンス・アクション。三十日に全国公開。


ニーソンは、映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(一九九九)/20世紀フォックス」で主役を演じ、二十七年には「ビゲスト・アス・キッカー(最もタフな男)賞/ガイズ・チョイス・アワード」を受賞する程に定評がある。


三日前に来日した二―ソンは日本への印象を語った。日本人のエチケットに触れて「礼儀正しく、西側諸国も学ぶべき。」と称賛した。本作の監督を務めた四十代のジャウム・コレット=セラ(甲寅)とは四度目。最初に組んだのは十年近く前のサスペンス映画「アンノウン(二〇一一)/ワーナー・ブラザース」。六十代のニーソンはセラを「ダイナミズム。常に(映画の)全体像を見ている。」と紹介した。


原題の意味が「通勤者」の本作は、解雇宣告された六十歳の保険セールスマンの話し。いつもの電車で帰路に就く途中で、ある女性からの接触により、妻が人質にされている事が発覚。百人の乗客から一人のある人物を見つけ出さなければならなくなる。


米国の地下鉄の電車シーンは英国のスタジオで撮影された。二―ソンは実在する地下鉄路線を幾度も使用していたと話した。撮影の裏話しもした。作中では七両ある電車だが、実際に造ったのは一.五車両。シーン毎に毎晩、スタッフが造り変えていたという。六十代ながらもファイト シーンもある。MCに継続を聞かれると、「膝が大丈夫な内は。」と愛嬌ある仕草を交えながら笑った。また恐いと思うもの関しては「高い所。」と観客がどよめいた。


そして二―ソンのファンという女優・観月ありさ(丙辰)が登壇して花束を渡し、ハグされた。ありさは「私、いつも高いヒールを躊躇するのですが。」と百九十㌢台のニーソンと並んで安心をしていた。一方の二―ソンはありさと対面し、「恋に落ちてしまいました。」と紳士発言。女性を魅了する。


更に、ありさのデビューシングル「伝説の少女(一九九一)/コロンビア・レコーズ」を聴いたと二―ソンは伝えた。流石にありさも驚いた様で、二―ソンはワークアウトをしながら同楽曲を聴いていたという。ありさはワークアウトに向ないであろうテンポを心配したが、ニーソンは「私の年齢位なら丁度良い。」と微笑んだ。


最後に共演するなら「彼女の役とか、一緒にアクションをしたい。」と、ありさは述べてニーソンは喜び、観客に向けて「(一緒に)電車に乗って。チケットが必要なので用意してね。」と締めた。


記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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