現代的ミリタリ『NERDUNIT JAPAN』が原宿にオープン、代取は二十代の松岡那苗

【ファッション報道】 平成三十年三月十七日に東京・神宮前にて、ファッションブランド『NERDUNIT JAPAN』は関係者向けにオープン パーティを行い、春夏コレクションを発表した。


同ブランドは米・サンフランシスコで二十三年に設立したストリート ブランド。ミリタリ スタイルを基調に現代的でシンプルなモノトーンの色合いやデザインが特徴的。アジアを中心に報道現在で英国やマレーシア等の九ヶ国以上で展開する。


アジア最大級の「クアラルンプールFW」への参加や 船上クラブのイベント「It’s the ship」とのコラボ等の活動実績がある。


原宿の竹下口の南側に位置する店舗は宇宙の船内の様な造り。ブランド コンセプトを体現する。メンズの支持が強いがレディスも対応するユニセックスだ。ブランド名にある「NERD」はNo one Ever Really Dies(真の意味で死ぬ者はいない)の略語。それにUNITを加えた。


新作も黒が基調だ。様々なカットソーがラックに掛かり、刺繍を施したものもあった。ボトムスのミリタリは三種。モノトーンはハーフパンツもある。春向けのアウタも揃う。MA-1型のナイロン生地は厚めでしっかりだが、軽い。


フーディのフードには兎の様な長い耳を付けた。フード感は現代風で重厚感があり、腰に向い萎む。薄手のWライダースは春を意識したダスティで軽やかに羽織れそうだ。メタリックなウィンドブレーカは非常に軽く、丈が短めでスタイリッシュだった。


平成生まれの二十代・松岡那苗(壬申)代取に聴いた。「ミリタリにバリーっていう兎を加えたりとか、フォトジェニックを若い世代に対して、文化をストリートから出したい。」と意気込む。インスタ映えの先を見ている。今季の女性に対してはフーディを推した。「女の子がギミック的な感じで着たり、スカートでも合わせ易い様にサイズ感も小さい物から用意しました。」と述べた。


最後に同ブランドを「アジアを代表する次世代のストリート ブランドかな。」と一言で纏めた。


撮影記事:金剛正臣

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