B2B用コンテンツ クリエイタ七百名超|クリエイターEXPO/コンテンツ東京

【ビジネス報道】 平成三十年四月四日に東京・有明にて、リード エグジビション ジャパン(代取:石積忠夫)は第八回『コンテンツ東京』を開催。会期は六日まで。


本展示会は「AI・人工知能EXPO」「コンテンツ マーケティングEXPO」「クリエイターEXPO」「コンテンツ配信・管理ソリューション展」「映像・CG制作展」「先端デジタル テクノロジー展」「ライセンシング ジャパン」「グラフィックデザインEXPO」の八展からなる。


日本最大のコンテンツ ビジネス商談展で、千五百社超が出展。昨年は五万人近くが来場した。今回は特別企画として、「クリエイターEXPO」出展者であった谷口亮の「作品展示ギャラリー」を設置。谷口がデザインしたマスコットは東京オリンピック・パラリンピックの大会マスコットに選ばれた。コンテンツ業界注目の最初のセミナはカドカワ(9468.T1)の角川歴彦(癸未)取締役会長によるコンテンツ ビジネスの未来。「躍進するコンテンツ」と銘打ち、副題は「コンテンツが自立する時代」であったが、全面取材禁止であった。


 今回は「AI・人工知能EXPO」に最も割き、全面積の四分の一程度を占める。次いで「クリエイターEXPO」が会場に広がっていた。他展のブースはB2Bを前提としている為、中堅から大企業が選定できる様な商材だ。中小・零細がコンテンツ ビジネスに着手するには敷居が高い。だが同展のクリエイタならば、リーン・スタートアップとしても商談がし易いだろう。


主にフリーランスの出展者数は七百名超。十一ゾーンに分けた。「イラストレータ」が二百九十二名、「デザイナ」が八十七名、「アート」が六十七名、「絵本」が五十九名、「漫画」が四十三名、「ゲーム」が三十三名、「映像・アニメ・CG」が三十名、「音楽・サウンド」が二十八名、「作家・ライタ」が二十五名、「写真家」が二十三名、「デザイン書道」が十六名。


中堅・大手であっても独自性の高いコンテンツ制作に組織に所属しないフリーランスは欠かせない。特に映像系コンテンツの善し悪しを左右する作家・脚本家とコンテンツ品質を決定する音楽家が集まっている点は同展の強みだ。ブースではアート傾向、公式サイトでは出展者情報を確認できる。その場で相談・商談に入れる。直接、多くのクリエイタを話せる機会だ。本年で第七回目の開催。


撮影記事:金剛正臣

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