都民のスポーツ実施率を十四㌫引き上げ、七十㌫へ

【社会報道】 平成三十年四月十三日の都の定例会見では、東京五輪に向けて都民のスポーツ実施率の引き上げを目指す事を小池百合子(壬辰)都知事が示した。報道現在で十八歳以上の都民が週に一回スポーツをする割合(スポーツ実施率)は全体の五六.三㌫。この数値を都知事は、新元号二年迄に七十㌫を目標にしたい。


本計画を「東京都スポーツ推進計画」とし、今後は目標達成の為に誰もが気軽に楽しく体を動かす事ができる機会を重要視。運動が苦手でも気軽に楽しめるレクリエーション大会を企画する。都知事は「スポーツの裾野の拡大には効果的。」と述べた。既に都は年間を通じてスポーツ レクリエーション大会として都民スポレクふれあい大会を実施。本年度は、十四日から十二月二十二迄の期間に都内の各所三十三会場で三十一種を提供する。種目の中にはグラウンド・ゴルフやバウンドテニスがあり、「多くの都民の皆様に、この大会に参加して頂いてスポーツに触れて頂きたい。スポーツで汗を掻いて頂きたい。」と話した。


十四日に行われる駒沢のオリンピック公園総合運動場の屋内競技場にて、競技団体が集う開会式を開催。持ち運び可能な人工芝で、広いスペースがなくても楽しめるバウンドテニスを行った。「私も、週一回、スポーツをやっているかと言われれば、ちょっとやっていないです、まだね。私も明日はちょっと汗を掻いてみたいと思っております。」と自らスポーツを行い、都民の見本となる。


都民のスポーツ実施率七十㌫達成の為には、「誰もが何時でも何処でも、それから何時までもスポーツを楽しむ、そういう環境を創るという事だと思います。またスポーツの力で人と都市が活性化するという、スポーツ都市東京の実現に繋がってくると思っておりますので、是非お試し頂きたいと思います。体を動かして頂きたいと思います。」と都民の健康面から東京の活性化を目指す。


写真:オリンピック・パラリンピック競技大会公式事業「東京 2020 ライブサイト in 2018」オープニングイベント/東京都

記事:岡本早百合、撮影:金剛正臣

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