立法府・細田博之 衆議院議長『年頭の辞』

【政治報道】 令和五年元日に細田博之(甲申)衆議院議長は、『年頭の辞』を発表した。


 令和五年の新春を迎えるに当たり、国民の皆様の御健勝と御多幸を心からお祈り致します。また、本年、天皇皇后両陛下御結婚満三十年をお迎えになります事を謹んでお慶び申し上げます。皇室の弥栄と我が国の益々の発展を衷心より祈念申し上げます。


昨年二月に生じたロシアによるウクライナ侵略は、我が国にとって地理的に離れた遠い欧州の問題ではありません。ロシアによるウクライナ侵略は世界的な食料やエネルギの価格高騰への影響やアジア太平洋地域に於ける平和に対する脅威を及ぼすものでもあります。


この様な情勢の下、昨年九月、私はドイツ・ベルリンにおいて開催された「G7下院議長会議」に出席し、ロシアによるウクライナ侵略への非難を改めて強調すると共に、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であり、力による一方的な現状変更の試みは決して許されないと主張し、共同宣言が採択されました。



 本年は、我が国が国際社会で主導的な役割を果たす事が求められる年となります。五月にはG7首脳による『広島サミット』が、九月には私が主催する「G7下院議長会議」が日本で開催されます。各国の議長が一堂に会し、直面する様々な問題に対して意見交換を行うと共に、国民の代表である議会間の交流を通じて相互理解を深める事は重要な事です。複雑さを増す国際環境の中で、国民の暮らしを守り、世界平和にどの様に貢献していくのか、真摯な議論の継続が求められます。


国内に於いては、昨年も新型コロナウイルス感染症により、数多くの命が失われ、経済社会にも大きな影響が及ぼされました。亡くなられた方々とその御家族に哀悼の意を表すると共に、罹患された方々にお見舞い申し上げます。


一方、昨年十月からの新型コロナウイルス感染症に対する水際措置の緩和を受け、訪日外国人数が大幅に増加すると共に、日本人旅行者数もコロナ禍前の水準には及びませんが回復基調にある等、明るい兆しが視られております。


昨年二月の「北京オリンピック」での冬季大会最多となる十八個のメダル獲得、昨年末の「サッカーワールドカップ」に於ける日本代表選手やメジャーリーグの大谷翔平選手ら日本人選手の活躍等は、私達国民に大きな感動を与えてくれました。


こうした方々の存在は国民を勇気付けるものであり、様々な分野に於いて、本年も世界を舞台に多くの日本人が活躍される事を期待致します。


結びに、本年が国民の皆様に取り明るく、実り多き一年となる事をお祈りし、新年の御挨拶と致します。


撮影:岡本早百合

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