若手の映画監督のプロデューサを世界へ、募集概要が固まる|タレンツ・トーキョー二〇一八

【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)、東京都歴史文化財団(理事長:日枝久)、タレンツ・トーキョー実行委員会と国際交流基金(理事長:安藤裕康)の四者は映画分野の人材育成事業『タレンツ・トーキョー二〇一八』の参加者募集要綱を発表した。応募期間は平成三十年五月十五日から六月十五日まで。会場は都内。


対象は東アジア・東南アジア地域の映画監督・プロデューサを目指す者。募集人数は国内外合わせて十二から十五名。本事業は参加者に世界で活躍する為のノウハウや国際的なネットワーク構築の機会を提供する事業。世界的に実績のある独「ベルリン国際映画祭」と提携して実施する。期間は十一月十九日から二十四日の六日間。主催者のタレンツ・トーキョー実行委員会は、毎年秋に東京で開催される映画祭「東京フィルメックス」を十七回開催した実績を有す。


本事業の協力は独政府が設立した公的な国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」とその他。都としては、本事業が「二〇二〇年に向けた実行プラン」及び「ホストシティTokyoプロジェクト」に係る事業となる。


本事業の目的は、映画分野における東京からの文化の創造・発信を強化する為、「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(タレンツ)」を育成する事。映画作家やプロデューサを目指すアジアの若者を東京に集めて実施する。現在世界で活躍するプロフェッショナルをエキスパートとして迎え、レクチャや企画合評会を通じて第一線に触れ、タレンツに強烈なインスパイアを受ける体験を促す。同時に、タレンツ同士やエキスパートとタレンツ、更には映画祭「東京フィルメックス」に集まる映画作家達との交流により、国際的なネットワークを新たに築く事を目指す。


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