六割の母親が『年収の壁』の見直しでGO

【社会・金融報道】 インターネット広告・メディア運営事業のインタースペース(2122.Ts)は、令和五年二月二十日にアンケート『年収の壁の見直し』を公表。直近一ヶ月で株価は五㌫程度、上昇している(報道現在)。


同社は、日本最大級のママ向けプラットフォーム「ママスタ」を運営。その中のメディア「ママスタセレクト」において本アンケートを実施した。回答数=一千六百四票。二月調査。


「勿論、もっと働きたい」と答えた母親は三割弱。次いで「働きたいが子どもの預け先など不安がある」、「これ以 上、働く時間は増やしたくない」と考えているのは各三割。「その他」は一割となった。



<もっと働きたい>

 「勿論、もっと働きたい」と「働きたいが子どもの預け先など不安がある」を合算すると、実に六割もの母親に働く意欲がある。


もっと働きたい母親は、「息子達にお金が掛かる様になり、貯蓄したいので」といった金銭的な理由や「物価が上がったのと、旦那の給料だけだと無理だと感じるから」と出費が増えた分、収入を増やしたいと考える。


中には、「凄く楽しいパートを見つけて、時間数を気にせずにもっと働きたいから」と前向きな回答もあった。



預け先の不安・これ以上働く時間は

 また、「働きたいが子どもの預け先など不安がある」母親には、「下の子が未だ園児で行事前は延長保育が無い、土日は預けられないから」、「うちの小学校の学童は十八時まで。時間を増やすと子どもの帰宅時間に間に合わない」等の悩みがある。


「これ以上、働く時間は増やしたくない」と答えた母親の気持ちとしては、「お金は必要だけれど、子どもとの時間を何より優先したいから」、「現在時短で働いているが、これ以上子どもとの時間を削るのは不安」との声が多く届いた。


今回、六割の母親達が「年収の壁が見直されたら働きたい」と考えている事が判明。


同社は、働く意志のある母親達がこれだけ存在するのであれば、「子どもの預け先」問題や「年収の壁」問題等、母親達が直面している懸念材料が取り払われるのであれば、女性の就労はもっと増えていくのではないでしょうか?と問い掛けた。


画像:インタースペース㈱

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