食産業向けロボ「コネクテッド ロボティクス」が十七億円の調達

【金融報道】 令和五年二月二十八日に食産業向けロボットサービスのR&D・販売を行うコネクテッドロボティクス(代取:沢登哲也)は、資本業務提携を中心としたラウンド「シリーズB」にて総額・十七億円の資金調達を実施した事を発表した。


食産業のメインプレーヤとの連携を深め、今回調達した資金とパートナシップによって、食産業を革新するロボティクス サービスの開発と量産体制を構築する。


以下が、シリーズBの主な目的。

  1. 食産業に特化したロボティクス サービスの開発と量産体制の構築
  2. 業務提携によるオープンで強力な事業体制の整備と推進
  3. 事業成長の為のキーポジションとなる人材確保



<同社のロボ群>

 同社のミッションは「食産業をロボティクスで革新する」。平成二十九年より飲食店向けの調理ロボット システムの開発をスタート。これまでに「たこ焼きロボ」「ソフトクリームロボ」「そばロボ」「ボイラ エコシステム」「フライドポテトロボ」等と飲食業向けに数十台の製品を送り出してきた。


令和三年からは食品工場向けのロボサービスもリリース。AI食品検査や盛付ロボ「Delibot™️」、「蓋閉ロボ」等の提供も開始した。従来より、大手厨房機器メーカー等の企業、「東京農工大」を始めとする大学、そして経産省や農水省といった省庁と産学官の連携によって食産業における自動化にチャレンジしてきた。


食産業は次のステージに飛躍する時に来ていると判断。この歴史的な転換期に同社は、ロボサービスの本格的な普及をする為の量産体制の準備に入った。今回、同社のミッションに共感た企業と具体的な提携業務を推進し、食産業革新の為のロボサービスを普及させていく。


=トークイベント=

 シリーズBを完了した同社の現状やカルチャを知る為に、Webにて四回のイベントを予定。各回ともゲストファシリテータを招く。全て令和五年三月。


  1. 二日;「産学官連携によるロボット社会実装の実現」
  2. 八日;「グローバルで勝つ組織体系の構築」
  3. 十三日;「まだ世の中にないものを売り、マーケットを作る」
  4. 二十三日;「まだ世の中にないものを作る、エンジニアカルチャー」

=出資=

  1. 寺岡精工
  2. ホシザキ
  3. 菊池製作所
  4. 三菱HCキャピタル
  5. アグリビジネス投資育成
  6. 安川電機 


=融資=

  1. あおぞら企業投資
  2. 静岡銀行
  3. 山梨中央銀行
  4. 日本政策金融公庫
  5. 商工組合中央金庫 

画像:コネクテッドロボティクス㈱

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