『日印首脳会談』の中身、インドは「日本語教育」も強化

【政治報道】 岸田総理(丁酉)は、令和五年三月二十日にインド共和国・ニューデリーにてナレンドラ・モディ(庚寅)首相と会談を行い、共同記者会見に臨んだ。午後には、「インド世界問題評議会」において政策スピーチを行い、最後にモディ首相と「ブッダ生誕記念公園」を散策した。


政策スピーチで岸田総理は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」についての新しいプランを発表。同十二年までに日本は、インフラ面で官民計九.九兆円以上をインド太平洋地域へ支援する。


『G7広島サミット』には、G7首脳に加えて八ヶ国首脳と七国際機関の長を招待する。各招待国・機関を交え、「アウトリーチ会合(国際社会が直面する課題への対応を議論)」を開催する事を決定した。以下が、招待国。


  1. クック諸島
  2. コモロ


以下が、招待する国際機関。

  1. 連合国(UN)
  2. 国際エネルギ機関(IAEA)
  3. 国際通貨基金(IMF)
  4. 経済協力開発機構(OECD)
  5. 世銀
  6. 世界保健機関(WHO)
  7. 世界貿易機関(WTO)

会見:モディ首相

 岸田総理とは、この一年で数回お会いしました。毎回、印日関係に対する彼の積極性と責任を感じました。


本年はインドがG20の議長を務め、日本がG7の議長を務めます。従って、これは私達のそれぞれの優先事項と関心について協力する絶好の機会です。本日、G20議長国・インドの優先事項につき、岸田総理へ詳しく説明しました。


グローバル・サウスへ発言権を与える事は、G20議長国の重要な柱です。私達が、これを率先するのは、私達が「Vasudhaiva Kutumbakam世界は一つの家族)/ヒンドゥー教」を信じ、全ての人を連れ沿っていく文化がある為です。



 印日「特別戦略的グローバル・パートナシップ」は、私達が共有する民主的価値観と国際舞台における法の支配の尊重に基づいています。本パートナシップを強化する事は、両国にとって重要であるだけでなく、インド太平洋地域の平和・繁栄・安定を促進します。


本日の会談で、両国関係の進展を確認しました。私達は、防衛機器や技術協力、貿易、健康、及びデジタルのパートナシップについて意見を交換しました。


また、半導体やその他の重要技術における信頼できるサプライ チェーンの重要性についても有意義な議論が行われました。昨年、私達は今後五年間で日本からインドへ五兆円を投資するという目標を設定しました。



 二〇一九(令和元)年には、印日「産業競争力パートナシップ」を設立しました。これにより、物流や食品加工、MSME(中小・零細企業)、繊維、機械、鉄鋼等の分野でインド産業の競争力を高めています。


「ムンバイ・アーメダバード間」の高速鉄道も急速に進歩しています。また、二〇二三(同五)年を観光交流の年として祝える事も嬉しく思います。その為に、「ヒマラヤと富士山を繋ぐ」というテーマを選びました。


本日、岸田総理から、五月に広島で開催される『G7首脳会議』への出席の招待がありました。これには心から感謝しています。数ヶ月後の九月には、『G20首脳会議』の為に再び岸田総理をインドへお迎えする機会があります。


この一連の対話と接触が続き、印日関係が新たな高みに到達し続けます様に、という願いを込めて私のスピーチを締め括ります。


<G7-G20の緊密連携を日印で>

 会見にて岸田総理は、世界が歴史的転換期にある中、「日印両国が、どの様な役割を果たせば良いのか。」と、モディ首相とじっくりと意見交換をする為に訪印した事を伝えた。 


五月の広島サミットにおいて、「法に基づく国際秩序の堅持」「国際社会のパートナ(グローバルサウス等)との関係の強化」の二点より、課題を取り上げたい旨をモディ首相へ話した。


モディ首相からは国際課題の話しがあり、開発金融・食料安保・気候・エネルギの各分野にてG7ーG20間で緊密連携していく点で一致した。



 「急成長を続けるインドとの経済協力は、インドの更なる発展を後押しするのみならず、日本にとっても大きな経済的機会となります。」と強調。インドの鉄道に対する三千億円の円借款や人的交流の拡大等で日印の協力を進める。


インドでは、昭和二十九年より日本語教育を始めている。報道現在では、初等・中等教育機関から大学まで日本語教育を実施。実施機関は、都市部に集中している。


大東亜戦争にて大日本帝国は、英国の植民地であったインドの独立に貢献。以来、日印間は非常に良好である。



昨年のインドの実質GDPは、六.七㌫の増。既に人口は中国を上回って世界一に。ゴールドマン・サックス等は、後三十年後に「中・印・米・尼・ナイジェリア」がG5になると予測している。世銀による一昨年の「購買力平価(PPP)GDP」のG5は以下の通り。単位=百万㌦。


  1. =27,312,548
  2. =22,996,100
  3. =10,193,555
  4. 5,396,819
  5. =4,815,479

記事:金剛正臣

写真:総理大臣官邸

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