【芸能報道】 平成三十年九月一日より『市川海老蔵 古典への誘(いざな)い』の公演が大阪・森ノ宮ピロティホールを皮切りとして石川・こまつ芸術劇場うらら他、全国九ヶ所二十公演にて上演される。成田屋伝来の歌舞伎十八番「蛇柳」を十一代目・市川海老蔵(丁巳)が全国で披露する。企画は海老蔵。
本年で六年目に突入した「古典への誘い」。様々な演目の中で全国のユーザに成田屋の歌舞伎十八番を披露したいという想いが募り、今回の公演で実現した。十八番の中で選んだのは、上演が途絶えていた演目を海老蔵が、第一回市川海老蔵自主公演「ABKAI」で復活させて大きな話題となった「蛇柳」。歌舞伎特有の「押戻」という手法を用い、海老蔵が三役を相勤める。古風な中にも新しい感覚を取り入れた舞踊劇だ。また、本公演は十一月にも開催を予定している。詳細は後日発表。
二十二日までの演目は和太鼓『響』辻勝、『ご挨拶』市川海老蔵、上・『越後獅子』市川九團次/下・『汐汲』大谷廣松と歌舞伎十八番の内『蛇柳』市川海老蔵・身曾岐神社公演は演目が異なる。
画像提供:全栄企画㈱
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