『特別区議選』一票~十票差の“超激戦区”が多数か?同世代を議会へ送り込む|統一地方選

【政治考察】 本日、『統一地方選』の後半戦が決する。中でも特別区議選は、一票~十票差で当落が決まる超激戦区が多数ある模様。


その理由は、日本維新の会(代表:馬場伸幸、吉村洋文)と政治家女子48党(党首:係争中)の若者・若手候補の多量投入、及び連日に亘る代表クラスの応援演説のラッシュが第一に挙げられる。


次いで、無所属の多量乱立。小選挙区制の『衆院選』とは異なり、大選挙区制の特別区議選では同じ党から複数名が立候補できる為、嘗(カツ)てない程に乱立している。そしてSNSの戦略的活用だ。地方選とは思えない程に、ITに強い陣営(選挙スタッフ)が「リーチ」「インプレッション」を重ね、大健闘している模様(いいね数やコメント数、シェア数等から)。




<若き無党派層がカギ>

 本日は雨ではないが、投票率は下がる見込み。そうなると、無党派層が当落のカギを握る。通常は十票~百票差、又は一千票差の二極で当落が決する。


しかし、今回はITに強い若者・若手の多量な新人立候補により、中堅・シニアの現職に落選危機が訪れている。ITに弱い陣営は、現状のSNSの脅威を理解しておらず、無党派層を軽んじ過ぎている(現場の演説模様等から)。


若き候補者達は、SNSを駆使しながら、現場で握手に走る「オムニチャネル」戦略で着々と票を積み重ねただろう。そのフットワークと体力には、目を見張るものがあった。空中戦と地上戦を同時に展開し、中堅・シニアの現職達を大いに脅かしている可能性がある。



票が割れまくる

 特に記事「首都決戦!『特別区議選』三十四以下の女性候補者リスト|統一地方選(最下部参照)」にて、若者の女性候補が走り回っている選挙区は、超激戦だ。


乱立している選挙区では、当然に票が割れる。最早、乱立してない特別区を探す方が困難だ。倍率が二倍近くに達している選挙区もあり、一票~十票差が乱発するかもしれない。重ねるがカギは、無党派層だ。


今まで選挙に行ってなかった一人~十人の若者・若手が、とある一人の候補者に投票すると、別の候補者が落選し、その候補者が当選する。そして四年間の安定を得る。




<衆院解散>

 若者・若手の生活が苦しいのは、同世代の議員が議会に居ないからだ。議会の内、三分の一が若者・若手の議員で埋まった時に、若者・若手の意見は条例や法律で実現する。そして、衆院解散が揺らめく中、今回の統一地方選は、国政を占う。


令和五年四月二十日に自民・伊吹文明(戊寅)元・衆院議長は、「維新の勢いは凄い。全国に及んでいく可能性もある。我々が政権を失った時の前夜と非常によく似ている。」と、平成二十一年の『衆院選』における政権交代を念頭に、首都・東京における現場の雰囲気を察知した。


報道府も今回の統一地方選が政権交代の布石となる可能性を報じた。読売新聞も二十二日に記事「勝敗は岸田首相の衆院解散戦略に影響も…衆参五補選、二十三日投開票」を配信した。



政権交代の風

 統一地方選の選挙結果次第では、自公の連立解消や国民民主党(代表:玉木雄一郎)の連立入り、立憲民主党(代表:泉健太)の分党ないし維新への吸収合併等、国政の方の政局が荒れる事が有り得る。平成二十九年に「希望の党」が誕生した時の様なソレだ。


故に、今回の若者・若手の一票は重い。


同世代の候補者を通し、若者・若手の生活環境を変えていく。今までは、そもそも議会に同世代がいなかった、ないし少なかった為に常に劣勢な生活を強いられてきた。これからは大人の社会のシステムを理解し、中堅・シニアに負けない様に投票と投票勧誘(政治活動)をしていこう。今回の選挙は、本格的な議会奪還の初戦と言える。


記事:金剛正臣

画像:bizlinTV/報道府

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