現場の各党『好感度ランキング』、首位は「維新」、最下位は「公明」|統一地方選

【政治報道】 令和五年四月二十三日に『統一地方選』の後半戦となる投開票が行われます。投票する際の一つの基準になるべく、取材した現場における各党の『好感度ランキング』を発表します。


ランキングでの最も重要な要素は、「記者とのコミュニケーション」です。


創価学会のように、その時だけ投票のお願いに来る政治家やその時だけ感じ良い政治家、その時だけ低姿勢の政治家は多い事でしょう。




<現場記者の重要性>

 そういった政治家達は、友好的な記者(記者クラブ所属等)以外を嫌います。「自陣営が作った情報しか発信したくない」「マイナス記事を報じる記者は敵」等と、戦時中の大本営発表のような価値観を有しています。


そこで記者が重要となる訳です。


今回は地方選ですので、当選後も地元の有権者達へ確かな仕事を伝えたい(オープンな姿勢の)政治家は、積極的に記者達と繋がろうとします。反対に、選挙の時だけの(クローズな姿勢の)政治家は、記者クラブ以外の記者との距離を置きます。報道府は記者クラブに属していません。



まずは、報道府の記者達が現場を取材した情報を基に、ランキングを伝えます(社会民主党を除く)。その後に、ランキングのポイントを記します。



  1. 日本維新の会
  2. 政治家女子48党
  3. 国民民主党
  4. 立憲民主党
  5. 自由民主党
  6. 日本共産党
  7. 参政党
  8. れいわ新選組
  9. 公明党

ランキングのポイント

 大別して現場での「候補者本人」と「陣営スタッフ」に分かれます。本人がやる気があっても、スタッフがやる気が無い場合は、ままあります。前提条件として、報道府は現場にて「記者証」と「報道腕章」を見えるようにし、周囲から明示的に“記者”と分かるようにしています。


=本人のポイント=

  • 一社会人として好意的であったか?
  • 自ら挨拶ができたか?
  • ちゃんと名刺交換ができたか?
  • 自身の理念や政策を準備なく、語れたか?
  • 撤退時に再び自ら挨拶できたか?


=スタッフのポイント=

  • 一社会人として好意的であったか?
  • 挨拶や会釈はできたか?
  • 本人の基本的な情報(プロフィール)を覚えていたか?



教育は行き届いているか?

 国政政党は法人ですので、組織です。組織ならば、当然に人材教育が欠かせません。国民の所得を上げるのが、政治家の基本的な仕事ですので、G2CとG2Bが地方行政・地方議会でも必要です。その際に礼儀が重要である事は、社会人であれば理解できるでしょう。


その観点より、上記ポイントで満点の政党はありませんでした。これは議席増のチャンスです。各党のポイントを記します。


  1. 維新;本人の好感度の高さは、九党の中で圧倒的特に、スタッフのレベルが高い
  2. 政女;本人の好感度が高く、スタッフも一生懸命
  3. 国民;スタッフの好感度が高い
  4. 立憲;ぎりぎり合格点でしょうか?
  5. 自民;本人は比較的に良さそうですが、スタッフが懐疑的、高圧的
  6. 共産;そもそも全体として暗い
  7. 参政;高圧的、敵対的
  8. 新選;時にけんか腰
  9. 公明最も高圧的、最も敵対的



政治の最後は人間性

 但し、ほぼ満点の無所属の候補者がいましたので、報じます。その候補者は「千代田区議選」富山あゆみ(甲戌)候補です。報道現在で二十八歳。元・厚労省の官僚で、国家資格「歯科医師」を有しています。


どのように優れた政策や経歴を有していも、政治の最後は人間性です。例え、今の知識や経験が乏しくとも人間性が高ければ、成長して地元の有権者達へ貢献できます。その為に生活を安定させる四年間です。一記者(一票)を軽んじる政治家は、当選しても裏切るだけでしょう。


報道府は『五常(仁・義・礼・智・信)』を重んじています。今回は“礼”にフォーカスして現場の情報を共有しました。今後も五常の観点より、政治家を取材し、裏切りの政治を覆していきます。「誰が悪い政治家なのか?」。有権者の投票の一助になれば幸いです。


記事:京秦正法

画像:bilzinTV

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