十二回の舞台挨拶に五十の質問に答えた長澤まさみと山田孝之、最後の質問は「やる気の出し方」

【芸能報道】 平成三十年六月三日に東京・新宿にて、映画『50回目のファーストキス/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント』の公開御礼舞台挨拶が行われた。W主演の山田孝之(癸亥)と長澤まさみ(丁卯)が登壇。


同日が誕生日であったまさみにサプライズで福田雄一(戊申、写真上)監督が映画「銀魂2(仮)」の仕上げ作業で多忙な中、「まさみの為に小栗旬を放り出してやって来た。」と駆け付けた。サプライズ プレゼントにはまさみが演じた主人公・瑠衣が好きな百合の花束とバースデーケーキが贈られた。山田から「おめでとうございます。これからも元気に生きて下さい。」、監督から「これからも日本の男性の希望として生きて欲しい。」と祝福された。まさみは感激しつつ、「楽しく元気に生きていきたい。」と今後の抱負を述べた。


 前日から舞台挨拶を十二回行った。映画標題に因み、Twで募集した五十の質問に一つずつ答えた。取材時に残った質問は三問。「文化祭の劇でのコツやアドバイス」の質問で監督は「声を出せばいい。つまらない事も佐藤二朗の様に大きな声で言えば面白くなる。」とアドバイス。まさみ(写真上)も「何を言っているのか分からないのは駄目。」とコメント。


「大好き故にに失敗した事」の質問ではまさみは憧れの人に会うと照れてしまう点を伝え、「何を喋ったか覚えてないくらい。」と告白。監督から誰かと問われ「宮﨑あおいちゃん。いつもテンパる。うまく喋れないし、緊張する。」と意外な一面も。


 最後の質問には「やる気の出し方を教えて」を箱から引いた山田(写真上)。監督は「大きな声を出す」。一方の山田は「自分の体を叩く。胸とか足とか。気合いを入れてテンションを高める。」と実演。「そんなに強く。」と監督を驚かせた。山田の行動を撮影時に目撃し、会場で挑戦したまさみは「ドンキーコングみたい。」とコメントした。まさみのやる気の出し方は「無駄な所を頑張らない様にする。いつも同じ様に神経を張り詰めていると、疲れて集中力も下がるから。一番大事な所だけに力を入れる様にする。」とアドバイスした。


公開後の全国九館で行われた出口調査では本作の満足度が九十八㌫強。全国で公開中。


=あらすじ=

ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。

実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。

彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー


=クレジット=

映画「50回目のファーストキス」

主演:山田孝之 長澤まさみ

ムロツヨシ 勝矢 太賀 山崎紘菜/大和田伸也 佐藤二朗

脚本・監督:福田雄一

プロデューサー:北島直明 松橋真三

製作:『50回目のファーストキス』製作委員会

制作プロダクション:Plus D

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公式サイトURL:50kiss.jp

©2018『50回目のファーストキス』製作委員会


撮影記事:岡本早百合

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