映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版のテーマ曲が決定

【スポーツ・芸術報道】 令和五年五月十五日にソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(代取:冨田みどり)は、ハリウッド映画『グランツーリスモ』の日本語吹替版のテーマ曲を発表した。


「T-SQUARE(元ザ・スクエア)」が贈る「CLIMAX」。


ザ・スクェア時代の代表曲ともいえる「TRUTH」は、「F1グランプリ」のテーマ曲に使用され、その後あらゆるレースシーンに本曲が流れる様になった(動画下)。



<五月末にアルバム>

 ゲーム「グランツーリスモ」シリーズにも、現T-SQUAREが曲や一部演奏を提供。平成九年発売の初代『グランツーリスモ(PS用)』に使われ、シリーズ通してのメインテーマ曲「MOON OVER THE CASTLE」は、T-SQUARE在籍時の安藤正容(甲午)の作曲。


新曲「CLIMAX」は、T-SQUAREのデビュー四十五周年企画盤である本年の新作アルバム「VENTO DE FELICIDADE~しあわせの風~」に収録される。発売は五月三十一日。ゲストには世界的ギタリスト・渡辺香津美(癸巳)も参加。


実話を実写化する本作では、時速三百二十㌔㍍の世界を体感。まるで「実際にレースに参加している、と錯覚するはずだ!」と主張する。公開は九月。



ゲームから現実へ

 本作のベースとなる「GTアカデミー」とは、日産、PS、ポリフォニー・デジタルによって平成二十年に始まったバーチャルとリアルを繋ぐ革新的なドライバ発掘・育成プログラム(同二十八年まで実施)。


世界中から選抜された「グランツーリスモ」のトッププレイヤに、本物のプロフェッショナルレースドライバになる生涯一度のチャンスを与えた。


選抜試験は過酷を極め、ゲームのドライビング技術だけでなくレーサーとして必要な精神力、体力も試されるものだった。前代未聞のチャレンジに企画当初は異端視されるも、「GTアカデミー」出身の数多くの選手がその後、リアルレースで表彰台に上がる事になる。


=ストーリ=

 世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。ゲームに明け暮れる姿に「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と父親には呆れられる。


そんな時、ヤンにとって一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤー達を、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成する為、競い合わせ、選抜するプログラムだ。


その名も「GTアカデミー」。


プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げた一人の男と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤー達がそこに集結。


彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える――。


画像:㈱ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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