『緊急取調室』が総理を取り調べる完結編、天海祐希に本当に権限があったら「考えた事無い。」と驚き

【芸術・政治報道】 令和五年五月十五日に東京・有楽町にて映画『緊急取調室 THE FINAL/東宝』緊急取調べ会見(完成報告会見)&完成披露試写会舞台挨拶が行われた。


登壇者は、主演女優の天海祐希(丁未)、俳優・田中哲司(丙午)、同・速水もこみち(甲子)、同・鈴木浩介(甲寅)、同・大倉孝二(甲寅)、同・小日向文世(甲午)、芸人・塚地武雅(辛亥)、同・でんでん(庚寅)と常廣丈太 監督。


試写会には幅広い世代のファンが集まった。九割ちかくが女性。



<vs内閣総理大臣>

 本作は、平成二十六年から四シーズンに亘って放送されたTVドラマ「緊急取調室/テレビ朝日」の初の劇場版にして完結編。映画の完成まで九年を要した。


本作では叩き上げの調査官・真壁有希子(天海祐希)が、「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバと共に内閣総理大臣と心理戦を展開する壮大なストーリ。


発表会にてハイムは、祐希へ「もしも本当に取り調べをする権利をもっていたとしたら、政治家にどんな取り調べをしたいか?」と問うと、驚きながら「分からないです。考えた事ない!」と前置きして少々考え込んだ後に「疑惑があったら細かく取り調べたい。」と答えた。



私達の九年間が詰まったラストの一本

 舞台挨拶で祐希は「まさか本当に映画になるなんて。そんな話はした事があるんですけど、形になるなんて思いもしなかったです。取り調べの緻密さ等、とても映画スケールの素晴らしいものになっていると思っています。」と全身から喜びが溢れていた。


劇場版の完成を記念して円陣のシーンも再現。田中の「キントリ大ヒットに向けて、皆さん、出番です!」という声をきっかけに、全員で「ウェーイ!」と気合を入れた。


最後は、祐希が「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が完成致しました。これだけのメンバと九年、同じ作品で一緒に歩んでこられた事に感謝しております。これが最後です。沢山の方に見届けて頂ける様に、沢山の方に緊急事案対応取調班の仲間になって頂ける様に、少しでも皆さんに宣伝して頂けたらと思います。


私達の九年間が詰まったラストの一本です。心から楽しんで頂ければと思います。有難う御座いました!」というメッセージを伝えて締め括った。


本作は六月十六日より全国公開。



撮影記事:岡本早百合

©2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員

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