【社会報道】 東京都(知事:小池百合子)は、平成三十年七月九日に臨海副都心 新客船埠頭『東京国際クルーズターミナル』のWebサイトを公開した。都は世界最大級のクルーズ客船にも対応できる様に東京五輪までの完成を目指して新たな客船ターミナルの整備を進めている。完成後は新たな首都の玄関口となる。
世界最大級となる二十二万総㌧級のクルーズ客船も着岸が可能。岸壁は四百三十㍍に延長。水深は十一.五㍍。高さはAP三.六㍍。幅は三十㍍。ボーディング ブリッヂは三基。係船柱は一千㌔Nが十本と一千五百㌔Nを九本。本ターミナルの五㌔圏内には台場や銀座、五輪会場等。十五㌔圏内ならば丸の内や秋葉原、上野、両国、押上、渋谷、新宿等。更に車で二時間以内として髙尾山や箱根温泉、日光等となる。
今後は本サイトを通じて東京国際クルーズターミナルや東京港のクルーズ振興に関する情報を発信していく。最寄駅はゆりかもめ「船の科学館」。同日に同社は「船の科学館」の駅名を『東京国際クルーズターミナル』に変更する事を発表。来年三月頃に「東京ビックサイト(旧:国際展示場正門)」と共に新名称に変更する。
本サイトには四階建てのターミナル(CIQスペース等)概要、整備状況(写真)、フロアマップ、アクセス、ターミナルからの観光情報、東京港全体のクルーズ客船入港情報、入港クルーズ客船の紹介等を掲載。既に英語、中国語(簡体・繁体)と朝鮮語に対応。シンボルマーク(画像上)のコンセプトは「都市」「観光資源」す「碇」をモチーフに本ターミナルが世界中の観光客を魅了する東京の街と好アクセスで繋がる事を端的に表現した。背後にはビル群と東京タワー。東京の夜景を想起させる黄色をサブカラーに設定した。
コンセプトワードは、「A NEW GATE TO JAPAN.NEW EXPERIENCES.」と観光体験と期待感を表現。ビル外観は、「海の波」「船の帆」「日本の伝統的な屋根のそり」をイメージした。
画像引用:東京国際クルーズターミナルWEBサイト/東京都
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