「筑波大」MBA首席の久野和禎がフィードフォワード協会を設立

【ビジネス報道】 平成三十年七月二十五日にCEOコーチングのコノウェイ・久野和禎(甲寅)代取はフィードフォワード協会を設立した。フィードフォワードとは、過去や現状に囚われてしまいがちな人に対してコミュニケーションや観察を通して相手の状況を把握し、相手に起きている出来事や、それに伴って体験している感情を受け止めた上で、自分の未来に意識を向けて行動する事ができる様に促す技術。


同協会設立の目的はフィードフォワードの普及となる。代表理事に就任した久野は一つの質問がきっかけでフィードフォワードというコンセプトを思いついた。それは「久野さんと一緒に時間を過ごすととても楽しいし前向きな気持ちになるんですが、普段どんな事を考えて人と接していらっしゃるんですか。」という質問。久野代表は「僕は目の前にいる方の未来がどんな風になるのかな、どうしたらそれは実現できるのかな、という事にとても興味があるんです。」と答えた。


子供の頃は大人になる事が一つのゴールであり、未来であり、そこに希望を感じて夢を描くのは当たり前だが、大人になると、皆が未来に目を向けている訳ではなく、目の前の現実をこなしていく事に日々気持ちを支配されている人が多くなるとする。「自分の過去を振り返り、見直し、反省しなさい。」という教育に対して、久野代表は反省に意味はないと。気持ちが落ち込むだけと断言。気持ちが落ち込むと前に進む意欲が削がれると。


また、これまで常識とされてきた「フィードバック」や「PDCA」という方法は未来を創る事には寄与しないとの考え。久野代表は「東大学」経済学部と「筑波大」のMBAを首席で卒業している。


「フィードバック」は耳の痛い事を敢えて伝える為、伝える側も伝えられた側も強いストレスを感じ、前向きに未来の事を考えるエネルギが削がれるという。「PDCA」も四つの工程の内、二つが反省する事であり、これでは未来思考になる事ができないと。反省は過去を振り返る事であり、前を向いて未来に進む為に必要な未来思考とは対極にある模様。久野代表が当たり前にしてきた生き方を「フィードフォワード」という言葉に詰め込んで世の中に出していく。


画像提供:㈳フィードフォワード協会

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