【人生報道】 平成三十年七月二十四日に東京・丸の内にてヘルスグリッド(代取:棚橋孝江)は、事業説明会・オープン記念講演会を開催した。同日より世界初を謳う『生涯健康銀行』のサービスを開始する。サービス開始に至るまで二十年間に及んだ。投資額は五十億円。取得した特許やノウハウを活用し、成果を「東大」「九大」「早大」「産業技術総合研究所」等との共同研究して本サービスを生み出した。
実際にユーザは「ヘルスアカウント」という口座を開く。対象は乳幼児から高齢者までの全世代。一生涯の健康データを自分で管理できる。実際の暦年齢とは別の筋肉に着目した身体年齢や内臓脂肪・皮下脂肪の推定、寝たきりにならない為のスコア算出等を行って「ボディスコア」「フィットネススコア」「ロコモスコア」「メタボスコア」「ヘルスケアファイナンシャルアプリ」等の各種機能を活用し、なりたい自分になる為の支援を得る事も可能だ。
コアとなる技術は産学官研究の集大成である「TA技術」。この技術で医療データを含む大量の生体情報の関係性を解析し、相関関係を導き出して「健康総合評価」というスコア化ができる。特に筋肉の容量に着目しており、「貯筋」を推進する。つまり筋肉の容量の多寡が健康・未病・病気を左右すると判断している。
孝江代取(写真スピーカ)は本サービスを「個々人の健康状態、健康度合いの定量化。」と説明。心地を重要視している。TA技術の開発に至っては金融工学をイメージした。チェックする生体データは六百項目。まずはB2Bと対自治体でサービス展開。試験導入企業を募る。健康銀行の主な役割は資産管理・資産分析・資産形成・資産運用の四つ。
未来には情報銀行化して、独自の仮想通貨「HGコイン」を発行して経済圏を創りたい。二十一世紀は金銭資本よりも健康資本が重要になる世紀になるかもしれない。
撮影記事:金剛正臣
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